肋間神経痛が長引く?肋軟骨炎・肋骨筋膜損傷かも?違いを比較!

肋間神経痛が10日以上長引き夜も眠れないという人は、肋間神経通ではないかもしれません。

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私自身、祖父の代から肋間神経痛ですが最長3日で安静にしていれば痛みは引いていきます。しかし10日経過しても痛みが引かない。肋骨に刺すような痛みあるなら原因は違う所にあります。

肋間神経痛が長引くなら、内科を受診する理由

肋間神経痛は『別の病や怪我に付随して起こる痛み』です。天気通(台風や大雨の直前に起こる痛み)や、ストレス以外でしたら、内科を受診しましょう。それは以下の病気が隠れている可能性があるからです。

  • 帯状疱疹
  • 肋骨筋膜損傷
  • 肋骨のヒビ

これで異常が見られない場合は、MRIと超音波診断になり、筋膜や血管に損傷がないか調べます。









肋間神経痛と肋骨筋膜炎の違い7つ

肋間神経痛と肋軟骨炎、肋骨筋膜炎の違いは、初期症状ではなかなか見分けがつきません。症状が進むにつれ見分けがつくようになります。

肋骨筋膜炎や肋軟骨炎の場合、肋間神経痛と違い以下の症状がみられます。

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プロ選手でも、思わぬ所でなることがあります。

  • どちらかの胸の下(あばら)の部分が1週間以上痛む
  • 強くひねる動作のあるスポーツ(野球、ゴルフ)をやっている
  • 重い荷物を片方だけで持っている
  • 日常生活でストレスが溜まり生活習慣が乱れている
  • 台風の前や大雨の日、気温差10度以上の時に起きた炎症ではない
  • 遺伝や体質的に、肋間神経痛が起こらない
  • 体に疲れがたまっている

思い当たることがないでしょうか。体質として肋間神経痛が起こらない人は、筋膜炎とすぐ判りますが、肋間神経痛を持っている人は、見わけがつかないのが事実です。

私の場合も季節の変わり目、気温差10度以上、台風の前の日に、肋骨筋膜炎を発症。見分けがつかず、正しい治療ができず長引きました。では肋骨筋膜炎の正しい治療法は、どうなるのでしょうか。

肋骨筋膜炎や肋軟骨炎は全治1か月、周辺筋膜リリース

肋骨筋膜炎や肋筋膜炎は早い人で全治1か月、遅くて2カ月です。治療方法は軽中度の患者さんなら、超音波、電気、鍼灸を組み合わせ、凝り固まった患部筋膜周辺の筋膜リリースをしましょう。

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肋間神経痛が10日以上長引き夜も眠れないという人は、肋間神経通ではないかもしれません。 私自身、祖父の代から肋間神経痛ですが最長3日で安静にしていれば痛みは引いていきます。しかし10日経過しても痛みが引かない。肋骨に刺す・・・

ウォーキング程度の運動ならお勧めですが、難易度や強度の高い運動やストレスのかかる運動は、症状を悪化させます。

では肋軟骨炎症や肋軟骨炎は、何故痛むのでしょうか。

肋軟骨炎が痛むのは、体の修復機能のため

肋軟骨炎だけでなく、体が損傷した時痛むのは、体が持つ修復機能があるからです。

人間の身体は、元々損傷した部分を修復しようと毛細血管と神経が猛スピードで集まってきます。その神経が、損傷した部分に刃物で突き刺さるような痛みを発するのです。

肋軟骨炎の場合、肋骨と軟骨にスポーツや重い荷物を上げ下ろしすることで負担がかかり続け、ある日突然筋膜断裂、炎症が起こります。

大半の患者さんは何年も痛みが続く場合、神経ブロックと共に、異常に増えた血管を減らすカテーテル治療というものもあります。

いかがでしたでしょうか。

長引く神経痛の痛みも、原因が判れば恐れることはありませんね。

整形外科や鍼灸で痛みの緩和をして貰いながら、姿勢改善に努める治療法もお勧めします。










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