ロタウイルスの予防接種(ワクチン)って同時接種できるの?注意することは?

予防接種

ロタウイルスに感染する前に予防接種(ワクチン)を接種すれば、感染したとしても軽度で済む(腸重積などの重症化を防ぐ)という事で、できたら受けた方が良いというのは再三説明してきました。

今度は予防接種(ワクチン)を受ける前に、いくつかの疑問が浮かんでくると思うので、今回はその疑問を解消したいと思います。

ロタウイルスの予防接種は同時接種できるのか?

なぜこのような疑問が浮かぶのかというと、ロタウイルスの予防接種を摂取するのは乳幼児のみです。

そして乳幼児と言えば3歳までは予防接種やワクチンの接種ラッシュですよね。

なので、同時接種できるのかどうかが気になるわけです。

というのも、このロタウイルスという感染症の予防接種は「生ワクチン」ですので、同時接種できるワクチンはある程度限られてきます。

その中でも、医療関係の方が推奨しているのがHibワクチンと小児肺炎球菌のワクチンの同時接種です。

すでに海外などではこの3つは同時接種が一般的で、アメリカでは定期接種となっているくらいですので、もしも同時接種をしたいと考えているのならHibと小児肺炎球菌と受けるといいでしょう。

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予防接種がかぶらないための同時接種の予定はこちら

  1. 一回目 Hibワクチン、小児肺炎球菌、ロタウイルスワクチンを生後2ヶ月頃に接種
  2. 二回目 Hibワクチン、小児肺炎球菌、ロタウイルスワクチンを生後3ヶ月頃に接種
  3. 三回目 Hibワクチン、小児肺炎球菌、ロタウイルスワクチンを生後4ヶ月頃に接種

この予定が一番安全にできる同時接種ではないでしょうか。

もしくはこれにB型肝炎というウイルスのワクチンも入れて、4種類を同時に接種するというのも病院ではおすすめしています。

時期がどうしてもわかりにくいと悩むワクチンの接種ですが、この4種類なら同時に接種しても問題ないと言われているようなので検討してみるといいでしょう。

ただし注意しなくてはならないのは、これらのワクチンを同時接種した後、4週間は他の予防接種を受ける事はできません。

そこだけしっかりと注意しておいた方がいいですね。

 

4種類のワクチンの合計金額が知りたい!

もう一つ注意したいのが費用ですよね!

ご存知の通りですが、ロタウイルスの予防接種は実費ですので、一度の料金がかなり高額となっています。

一部助成金は出ますので若干安くはなりますが、1回につきロタリックスで15000円程度、ロタテックの場合は10000円程度かかります。

助成金の申請をすれば安く済みますが病院によって金額はまちまちです。

Hibと小児肺炎球菌は定期接種なので費用はかかりませんが、B型肝炎ウイルスのワクチンは3回の接種で、一回4000円~8000円くらいかかると言われています。

ちなみに病院によって費用は変わってくるので、いくつかの病院に電話などで問い合わせをしてから決めるといいでしょう。

この時注意したいのは、ワクチンの同時接種は良いのですが、どこの病院で受けるのかが問題となってきます。

なのでまず最初にこの4種または3種のワクチンが最も安いと思う病院で、最初から最後まで予防接種を受けるなどを計画するといいでしょう。

途中で病院を代えない方が良いという事ですね!

何でもそうですが何かをする時にはちゃんとに計画を立ててから行うといいでしょう。










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