小児科は何歳まで?小学校を過ぎるまでに、別のかかりつけ医に引き継ぐ方法は?

小児科は法律では中学までとされていますが、小学校高学年を目途に、大人になっても診て貰えるかかりつけ医を見つけておく必要があります。

両親と同じお医者さんでも良いのですが、お子さんに持病がある場合は、小学校のうちに探しておきましょう。今回は、総合病院の小児科の先生から聞いた、かかりつけ医の選び方を紹介します。

子どもがいるなら転居前に小児科を探す

学年末、夏休み前に、引っ越しをする場合、引っ越し前に、かかりつけ医を探す方が賢明です。

©twitter.com/emily_luvcat

内科小児科という大ざっぱな開業医もありますが、医療従事者から見るとお勧めできません。引っ越し先の自治体が、子育て支援に力を入れている所なら、多くの小児科、専門医があります。大人のかかりつけ医より先に、小児科を探しましょう。









小児科の専門分野を必ずチェックする

小児科医は、普通の小児科医と、専門医が居て専門医と指導医は日本小児科学会が認定します。

専門医や指導医になるための研修は、中央資格認定委員会が主催し、研修期間の間に100単位を所得。筆記試験(合格率7.5割)、面接を経て合格になります。

専門は、新生児、循環器、神経、血液、ガン、免疫、腎臓、感染症、代謝、内分泌、救急、アレルギーなどに別れます。

学校医≠子供の専門医ではない

地域のお医者さん、もしくは学校医だから、子供の症状にも詳しいだろうと思うのは大間違いです。

筆者が子供の頃の、かかりつけ医は学校医でした。内科全般に関しては全く問題がなかったのですが、特別疾患に関しては、隣町の別の医者にかからなくてはいけませんでした。

後から判ったのが、この学校医。認知症外来専門で、小児科専門ではなかったのです。初期症状で見抜くべき子供の病気を判断できなかったのです。これではいけません。

学校卒業後、私は親と共に別のかかりつけ医を探すのに苦労しました。この様な事があってはいけないと思います。子供との相性という『目安』でみれば『生後2か月の予防接種』で『何かこのお医者さんはおかしい』と思えば、そのお医者さんはあわないと思えばよいのです。

いかがでしたでしょうか。親御さんは、転居前、お子さんの入学前には、まず、お子さんの、かかりつけ医を先に見つけることが大事です。かかりつけ医と、専門医を見つけておけば、お子さんが病気になった時でも、安心です。










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