とびひに大人が感染する原因とは!?

とびひに大人が感染する原因とは!?

とびひなんて大人が感染するものだなんて思いもしない方もいらっしゃるのではないでしょうか?

実際には子供ばかりではなく大人だって感染してしまうものなのです。

というのも、とびひというのは誰にでもある常在菌が異常繁殖してしまう事が原因なので、大人子供に関係なくかかってしまう感染症だからです。

まずはとびひが発症する原因を知ろう!

とびひには二つの種類があるという事をご存知でしたか?

とびひの種類からまずは見ていきましょう。

  • 痂皮性膿痂疹
  • 水疱性膿痂疹

この二つの違いはなんなのでしょうか?

原因を見てみましょう。

痂皮性膿痂疹とは?

痂皮性膿痂疹というのは赤いかさぶたができるタイプのとびひで、水疱ではなくて膿をもった膿疱といわれる水ぶくれができるとびひです。

膿疱はやがて真っ赤なかさぶたとなって、中では炎症を起こした状態になってしまっています。

症状はこれだけではなく、痒みだけではなく炎症や膿疱による発熱がともなう事があり、感染力も強いので家族に感染しないようにする事が必要です。

ちなみに原因は虫さされやあせもが痒くて引っ掻いてしまったために、その傷口から化膿レンサ球菌というバイキンが入り込む事で起こります。

急激に増えた化膿レンサ球菌の影響で、皮膚の下では膿をもったみずぶくれができ、炎症や膿疱による影響で発熱や喉が痛いなどの症状が出ます。

痂皮性膿痂疹はどこにできる?

痂皮性膿痂疹は全体的に広がってしまうのが特徴で、恐ろしい事にこのとびひは子供がかかる夏のとびひとは違っていつでも発症する可能性があります。

しかも小さな子供からお年寄りまでが感染してしまうタイプのとびひなので、家族や周囲の方への感染をできるだけ防ぐ必要があるのです。

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水疱性膿痂疹とは?

一方で水疱性膿痂疹というタイプのとびひの原因は、あせもや虫さされが痒くて引っ掻いた部分に、黄色ブドウ球菌という常在菌が入り込み増殖する事で起こります。

症状は痂皮性膿痂疹とは違って小さな水ぶくれがでたり痒くてたまらないといった症状が出てきます。

もちろんこのとびひも他の方へ感染してしまうので、感染してしまわないような配慮が必要になってくるのです。

水疱性膿痂疹はどこにできる?

水疱性膿痂疹は目や鼻や口の周りなどに多く発症すると言われているのですが、やはり引っ掻いて他の部分に触る事で全身に広がっていきます。

ただ水疱性膿痂疹の場合は夏場にでるあせもや虫さされを引っ掻いてしまう事が原因ですので、予防をする事は十分に可能だといわれています。

大人はとびひに気づけない事がある

困った事にとびひというとどうしても子供が発症するものだという認識と、とびひは夏に発症するものだという誤った認識を持っている方が多いです。

そのため大人がとびひに感染してしまったとしても、それがとびひであるという認識をしにくいので、感染が広がってしまう確率が高いのです。

ですが痂皮性膿痂疹の場合はあまりにも症状がひどいので、すぐに病院に行って治療を始める事が多いはずです。

できれば感染を拡大しないためにも、なるべく早く専門医に行って治療をするようにした方がいいでしょう。

その時、職場の上司などに自分がとびひに感染してしまったという事をちゃんとに報告した方がいいでしょう。

大人としての最低限のたしなみですね。










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