頭痛や吐き気,寒気が!腹痛や下痢も!考えられる病気や原因は?
頭痛の原因について、これまでいろいろと説明してきましたが、中には頭痛とは全く接点がないような病気なのに、頭痛や他の症状が出る事もあるのです。
今回は頭痛の他に、腹痛や吐き気、下痢や寒気などの頭痛とは関係なさそうな症状が出る原因についてをお話ししていきます。
もしもこれらの症状に当てはまるようであれば、自宅で何とかしようとするのではなく、病院に行って治療を受けた方がいいかもしれません。
腹痛と下痢と吐き気が重なったら何の病気?
普通これらの症状があるといったら何を想像されるでしょうか?
おそらく、腹痛や吐き気そして下痢という症状が出るものと言ったら、『食中毒』などを想像されるでしょう。
確かに食中毒になると、私たちの身体は悪いものを外に出そうとして、腹痛を起こして下痢をさせて、それだけでは足らず吐き気をもよおして外に排出しようとするのです。
ただし、食中毒の場合はこれらの症状が出るだけで、熱などが出る事はほとんどありません!
つまり寒気は食中毒では起こらないのです。
ではこれら食中毒を疑う症状の他に、寒気や頭痛が起こった場合の原因をご紹介いたします。
腹痛、吐き気、下痢の他に頭痛や寒気がある場合
ポイントは『寒気』です!
寒気が起こる原因は熱があるからですので、熱を測ってみて平熱よりも高い場合には、ウイルスが体内に入った事が考えられます。
例えば代表的なのがノロウイルスなどですが、食中毒と同じような症状が出るだけではなく、時には高熱を出したりする事もあるので注意が必要なのです。
ノロウイルスは夏ではなく冬場に多く感染するウイルスなので、冬場に吐き気や嘔吐そして下痢に腹痛、頭痛と寒気それと熱が出た場合には、迷わずに病院に連絡をするといいでしょう。
病院でも感染者が増える事は望みませんので、できれば病院に事前に連絡を入れてから受診した方がいいですね。
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ウイルスによる頭痛はどうして起こるのか?
体内にウイルスが入ると、ウイルスをやっつけようとする反応と、早くウイルスを外に出してしまおうとする反応が同時に出てくるものなのです。
特にウイルスを排出する事に重点を置く事が多いため、それが吐き気や寒気といった事につながっていくのですが、熱が上がったり嘔吐を繰り返すと、血圧が上がる事が多くなります。
すると頭の血流に問題が生じるので、頭痛として感じる事になるわけですね。
なのでこれを改善するためには、ウイルスをできるだけ早く体内から出してしまう事が重要なのです!
他にも同じ症状が出るケースがあります!
インフルエンザや風邪をひいた時にも同じような症状で悩む方がいらっしゃいますよね?
つまりウイルスに感染する事によって、これらの症状が起こるという事なのです。
冬場は特にウイルスが活発に活動しやすい季節ですので、春先までは部屋の乾燥や室温には十分に注意しておくといいかもしれません。
また、外から戻ったら手を洗いうがいをしっかりとし、ウイルスが体内に入り込まないような工夫をする事で、ウイルスに感染するのを防ぐ事ができるはずです。
もしも、風邪やインフルエンザの症状が出ずに、頭痛や吐き気、寒気に腹痛、下痢を繰り返す場合には、もしかしたら腸の病気の可能性も捨てきれません。
風邪の症状が無いのであれば、すぐにでも病院で腸の検査を受けてみてもいいでしょう。
どんな病気であっても早めの発見と早めの治療が望ましいからです。