花粉症の薬の眠気を徹底比較!眠気なしの薬はある?
いよいよ今年も花粉症の時期が到来しましたね!
毎年アレルギー症状と戦っている方々にとって、一番嫌だなと感じる時期だと言えるのではないでしょうか。
ですが、実は花粉というのはほぼ1年中飛散しているものなのです!
花粉の飛散状況については、
をチェックしてみてくださいませ。
さて、今回は花粉症の薬の眠気についてを徹底的に分析していきたいと思います。
ちなみに前回の記事『花粉症の市販薬で眠くならないものを3つ紹介!』でも詳しく話していますので、合わせて参考にしていただければ幸いです。
毎年花粉症の薬の眠気には参ってしまいますね!
毎年本当につらいですよね!
でも薬を飲めば症状が改善していくので、毎年どの薬を飲めばいいのかと思案し通しなのではないでしょうか?
そんな全ての方が経験する副作用がありますよね。
そうです! それは『眠気』というものなのです!
花粉症の薬を飲むと、これまではもれなく眠くなるというおまけがついてきたんです。
どの薬を飲んでも、この『眠気』を感じてしまうものなのですが、どうして花粉症の薬を飲むと眠気が襲ってくるかを考えた事はないでしょう。
そこで簡単に花粉症の薬の眠気についてを説明させていただきます。
花粉症の薬の眠気はどこからやってくるのか?
薬の眠気の事を説明するよりも先に、どうして花粉症でアレルギー症状が出てくるのか? というところから説明しなくてはならないでしょう。
私たちの体内に花粉やハウスダストといったアレルギーを誘発する物質が入ると、脳の中ではヒスタミンという伝達物質が活発に活動を始めるのです。
ヒスタミンという伝達物質は、私たちの脳に働きかけて、「体内に入った花粉やハウスダストを外にだしましょう!」と命令するわけですね。
そうすると、ヒスタミンにたきつけられて、花粉やハウスダストなどのアレルギーを誘発するものを外に出そうと、鼻水が大量に出てくるわけです。
さらに余計な花粉が入ってこないように鼻づまりにしてしまいます。
そして最後には、花粉が入ってこないようにくしゃみをして、花粉やハウスダストを出そうとするわけなんです。
[ad#ad-1]
そこで花粉症の薬を飲むわけですね!
ヒスタミンの働きでくしゃみや鼻水や鼻づまりが起こったとしても、花粉なんてそこら中に飛散しているわけですから、延々とその症状が起こり続けるのです。
それではたまったものではありませんので、私たちは花粉症の薬を飲んで症状を鎮めようとするわけです。
薬を飲むと脳ではどんな作用があるのかというと、ヒスタミンという物質がヒスタミン受容体という場所にくっつくのを阻害する働きを薬は持っています。
そしてこの受容体にヒスタミンよりも早くくっついて、ヒスタミンがアレルギー反応を起こすのを阻害するわけですね。
この作用によって、くしゃみ、鼻水、鼻づまりといった嫌な花粉症の症状が改善されていくというわけなんです。
つまりヒスタミンの働きを阻害する事によって、アレルギー反応を鎮めるわけですから、ヒスタミンの働きが弱くなるという事になるのです。
脳とヒスタミンの関係がすごい!
ここで質問ですが、薬の中の成分が眠気を誘う成分だから眠くなると思っているのなら、その成分が無いものを選べばいいと思っていませんか?
でも実はここからが眠気の理由の凄いところなのです!
ヒスタミンというのはアレルギー反応を引き起こす悪いやつだと思われるかもしれませんね。
でもそうではないのです!
ヒスタミンというのは脳に活性化するように働きかける物質なので、ヒスタミンが多いという事は眠気が全く起こらないという事なのです。
もうわかりますよね?
ヒスタミンを阻害する薬を飲めばくしゃみや鼻水や鼻づまりは解消されますが、代わりに脳が夜だと判断するようになるのです。
だから眠気が襲ってくるわけなのですね!
ではどうすればいいのかというと、眠くなりにくい薬を飲めばいいのです。
眠くなりにくい花粉症の薬はコレ!
病院で処方されている薬の中には、眠くならないような配合になっている薬もあります!
その代表的なのが「アレジオン」という薬です。
飲んでいる本人から言わせていただくと、眠くならないのは事実ですが、人によっては多少眠気を感じる事もあるかもしれません。
ですが他の薬よりも確実に眠気はありませんので、安心しておすすめする事ができるお薬です。
また、アレグラFXも眠くなりにくい配合になっているので、こちらは市販薬の方をおすすめいたします!
処方していただくと眠気を若干強く感じるかもしれないからです。
いかがでしたか?
今年の花粉症の症状を抑える薬は、眠くなりにくい「アレジオン」や「アレグラFX」を試してみてはいかがでしょうか?
最後に、眠気が少ない花粉症の薬を解説している動画を発見しましたので、載せておきます!