花粉症の薬で副作用が少ないものを4つ紹介!
毎年2月くらいから花粉症で苦しんでいる方が多いですよね。
花粉症の症状というのは我慢しようと思って我慢ができるというものではありません!
その理由と薬の選び方についてをお話ししたいと思います。
花粉症はアレルギー反応で起こる症状です!
まず知って欲しいのは、花粉症というのが体内に入ってきたアレルギー物質へのアレルギー反応であるという事をです。
アレルギー反応によって、くしゃみや鼻水に鼻づまりといった、最も気になって仕方がない症状が出てくるのが特徴で、これを我慢しようと思ったらかなり地獄です。
そこでアレルギー反応を和らげるために薬を飲むわけなのですが、アレルギーに対する薬というのは実にいろいろなお薬があるのです。
例えば、よく使われているのが抗ヒスタミン薬という薬ですよね?
この抗ヒスタミン薬というのは花粉症の嫌な症状に素早く効果を発揮してくれるお薬です。
どのくらい早いかというと、飲んで30分後に効果を発揮してくれる事が多いので、症状で苦しんでいる人にとってはとてもありがたい薬なのです。
ですが実はこの抗ヒスタミン薬というのは、人によってはひどい副作用が出てくる事があるのです。
花粉症の薬によるひどい副作用とは?
代表的なのが激しい眠気で、飲んで薬が効き始めると同時に激しく眠くなってしまうため、車の運転をしている人にとっては、命の危険を感じる事態が起こる可能性があります。
なのでほとんどの花粉症の薬には、眠くなるので車の運転はしないでくださいとか、眠くなる事があるので機械の運転はしないでください、といった注意書きがあるのですね。
ちなみに眠気の副作用が強い薬というのは、花粉症の症状が重症の方のために処方される薬です。
ザイザルやアレロックやジルテックといった薬が非常に強い副作用が出ると言われています。
副作用が比較的少ない薬を4つはこれでした!
今回は数多くある花粉症の薬の中から、比較的副作用が少ない薬をピックアップしてみました!
かなりの種類の薬があるのでその中から代表的な4つの薬をご紹介いたします。
この中から選べば良いというのではなくて、あくまでも参考にするくらいの気持ちで見ていただければ幸いです。
- クラリチン
- アレジオン
- アレグラ
- エバステル
処方されている薬は基本的に副作用が強い!
花粉症の症状の度合いにもよりますが、基本的に市販薬とは違って病院で処方される薬というのは副作用が強いものなのです。
しかも軽度の花粉症の薬であっても、思ったよりも眠気を感じてしまう事も多く、花粉症と戦う人は副作用の眠気とも戦わないとならないというわけなんですね。
ではそれぞれの薬の特徴と、同じ成分を配合した市販薬についても簡単に説明したいと思います。
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クラリチン
アレルギー性鼻炎やじんましん、皮膚疾患などに処方されるお薬で、1日1回飲めば効果が持続する事から、最近では花粉症の薬としても処方されている一般的なお薬です。
比較的軽度の花粉症の方にも処方されている薬なのですが、眠くなるという副作用が個人差であらわれると言われています。
ですが、重症の花粉症患者の方に処方される薬に比べると、副作用が少ないお薬だと言えるのではないでしょうか?
同じ成分が配合された薬は市販されていません。
アレジオン
ヒスタミン受容体をブロックしてアレルギー症状を抑える働きがある薬で、病院で処方していただけるアレルギーのお薬です。
皮膚炎やじんましん、喘息、アレルギー性鼻炎などを抑える働きがあるお薬で、花粉症にも効果があるので処方されている方も多いのではないでしょうか。
こちらの薬も副作用がまったくないという事はありませんが、比較的重度の花粉症の方へ処方されている薬よりは、副作用が少ないお薬だと言えるでしょう。
最近では半分の配合ではありますが、市販薬として「アレジオン10」というお薬が販売されています。
アレグラ
アレジオンと同じように、ヒスタミン受容体をブロックしてアレルギー症状を抑える薬で、基本的には病院で処方されているお薬です。
この薬は第2世代抗ヒスタミン薬で、特に花粉症などの限定的な症状を抑えるのに適していると言われていて、効き目が素早いのも特徴です。
副作用がとても少ない事で知られているのも特徴で、市販薬でも「アレグラFX」という名前で販売されています。
エバステル
アレジオンと全く同じ成分の薬で、同じく第2世代抗ヒスタミン薬なので、アレジオンを処方されている方が、同じ成分だからと処方される事があります。
アレルギーの辛い症状に限定して効果を発揮してくれるので、飲み続けていると花粉症を感じないという方が多いのが特徴かもしれません。
こちらの薬も比較的副作用が少ないのが特徴で、市販薬でも「エバステルAL」として販売されています。
花粉症で悩んでいる方で副作用が少ないものが良い場合には飲んでみてもいいでしょう。
体質によっては強く副作用を感じる事がある!
いかがでしたか?
花粉症の薬というのは、そもそも眠くなるという副作用が必ずあるものなので、こればどうする事もできないものなのです。
ですがその中でもできるだけ副作用が少ないと感じられるものも、必ず見つける事ができるはずなのです!
より自分に合った薬を発見するためにも病院を受診する事をおすすめいたします。
最後に、眠気の少ない花粉症の治療薬を説明している動画を発見しましたので、載せておきます!