花粉症に『エピナスチン』は効く?効かない?飲み合わせで気をつけることは?
最近は花粉症の症状を抑えるために、たくさんの処方薬が市販薬として販売されていますよね。
その中で、早く効く薬が欲しいと思っている方もたくさんいると思うのです!
今回は『エピナスチン』というお薬についてのお話をしていきたいと思います。
アレルギーの薬『エピナスチン』ってどんな薬?
エピナスチンというと難しい薬みたいに感じますし、初めて聞く名前の薬だと思うかもしれませんが、このエピナスチンという成分のお薬の別名は『アレジオン』です。
アレジオンと言えば最近市販薬として販売されているアレルギーの薬だという事はご存知ですよね。
今回はエピナスチン、一般的にはアレジオンという薬の成分と、その効き目や副作用などについてを、比較も交えてご紹介したいと思います。
エピナスチン『アレジオン』ってどんな薬?
エピナスチン『アレジオン』は、第2世代抗ヒスタミン薬といって、ヒスタミンがヒスタミン受容体につくのを阻害し、花粉症の症状を防ぐというお薬です。
通常、抗ヒスタミン薬を飲むと脳の活性が阻害されるため、どうしても脳の働きが低下してしまうため、眠くなってしまうのものなのです。
ですがそれだと仕事中の方は飲めませんし、学生さんは眠くて勉強どころではなくなってしまうので、眠くなるという副作用だけを取り除くために誕生したのが、第2世代抗ヒスタミン薬というわけなのです。
眠くならないという事ではなく、眠くなりにくいという薬だという事をよく頭に入れておくといいですね。
エピナスチンの効果はどうなの?
この薬の効果についてを説明いたしますが、前回にもちょっとだけ特集した事があるので『花粉症の市販薬を徹底比較!『アレジオン』『アレグラ』どっちが良い?』も、ぜひご覧になってみてくださいね。
アレジオンとして販売されているこの薬ですが、アレジオン10とアレジオン20の二種類が販売されていて、アレジオン10は処方薬の成分が半分、20の方が処方薬と同じ分量です。
なので二つの成分のタイプが選べますので、症状が軽い方は10を、重い症状でお悩みの方は20を使ってみるといいでしょう。
ちなみにアレジオンは1日1回飲めばいいお薬で、薬価は1錠で146円となっているので、他の薬に比べると若干安く済むと考えてもいいでしょう。
飲んでから症状が治まってくるまでの時間も短く、特に市販薬ばかりを飲んでいた人にとっては、驚くほど効果が早く実感できると感じるはずです。
持続時間も24時間と長いのもいいですね! また1日1錠でいいので薬の管理をするのも楽と言えば楽です。
[ad#ad-1]
効果の強さはおりがみ付きです!
実際に私は病院で処方していただいているエピナスチン『アレジオン』を飲み続けていますが、花粉症は全く感じないので強い効果だと言えるでしょう。
副作用と言われている『眠気』に関しても、全く感じた事がありませんので、眠気が少ない薬であるという事も事実としてお伝えしておきます。
現在、私は2か月分を一度に処方していただいていますが、病院に行くのは年6回で済みますので、とても助かっていると断言いたします。
ただし同じアレルギーの強さの方にはちょうどいいかもしれませんが、強い症状で悩んでいる方にとっては、このお薬では物足りないと感じる事もあるかもしれません。
その場合は別の薬を処方していただくように相談してみるといいですね。
エピナスチンには副作用が無いのか?
副作用が完全に無い薬など存在しないのではないでしょうか?
個人的には副作用を感じた事はありませんが、飲み続ける事によって出てくる副作用は確かに報告されているのです。
例えば、他の第2世代抗ヒスタミン薬と同じように、肝臓由来のだるさや食欲不振に吐き気に発熱、発疹や発熱に黄疸の症状などが出る事もあるようです。
さらに鼻血が出やすくなるとかも副作用で報告されているようですが、これは血小板減少症を副作用で発症したからなのだそうです。
ただしこれらの副作用は稀に! という事なので、あまり心配する必要はないでしょう!
もちろん長期間使うようであれば、これらの症状が出る事もあるので医師と相談すべきです。
市販薬と処方薬ではどちらが得なのか?
これは他の花粉症の処方薬と同様ですが、毎日飲むのであれば市販薬よりも処方薬の方が断然得です。
というのもアレルギーの薬というのはそんなに安くはないからです。
長期間飲み続ける必要がある花粉症の場合、最低でも4か月くらいは覚悟しておかなくてはならないので、それを考えるとやっぱり処方薬に軍配が上がりそうです。
もちろん一時的に(受験だからなど)症状を抑えたいと思うのであれば、市販薬の方がくらべものにならないくらいお得です。
できたら飲む前に病院で受診をしたり、アレルギーの検査を受けてから飲む事を強くおすすめいたします。
最後に、注意すべき薬の飲み合わせについて解説している動画を発見したので、載せておきます!