子供の熱が下がらない!原因不明で心配…そんな時どうすれば!?
熱が下がらないから病院に連れていったけれど、病院で診断された病名は原因不明の病気だった。
そんな事が現代医学で起こりうるのでしょうか?
医学が発展しているのに原因不明の熱が出て、下がらないとしたら怖くてたまりません。
そこで、原因不明で下がらない熱が出る病気についていろいろと調べてみると、意外な事にたくさんの種類の病気がある事がわかりました。
その代表的なものをいくつかご紹介するのと、どうすればいいのかの熱に対しての対処法などについてをまとめてみました。
子供の熱が下がらない原因不明の病気とは?
最近よく耳にするのが「川崎病」ですが、確かにこの病気はどうして発症するのかわかっていない、原因不明の病気の一つである事は間違いありません。
そのせいか、治療方法についても昔よりは良くなりましたが、病院に行くのが遅かったりすると、入院期間が長くなりそれだけ大変な思いをさせてしまいます。
子供の熱が下がらない病気で原因不明と言われている病気なので、怖くなるかもしれませんが知っておく事も必要です。
川崎病
川崎病は原因不明の病気の代表的なもので、子供が発症すると高熱が続いて下がらない事で知られています。
どんなに強い解熱剤を使っても川崎病の熱は下がる事はありませんので、すぐに病院に行って検査を受ける事をおすすめします。
川崎病の症状は、発熱(高熱)と発疹、目が真っ赤になる、いちごのような唇と舌になり、首のリンパ節が腫れてしまいます。
咳などは出ないと言いますが、その代わり手足が腫れたり皮膚がボロボロと落ちたり、ひどいのは全身の血管が炎症を起こす事です。
治療法は病院で入院して薬を投与するしかなく、入院するのが遅くなればなるほど入院期間は長くなり、知っているだけでも1か月半も入院した子供がいます。
早く入院をすれば治療効果もいいのですが、入院が遅くなると冠動脈瘤を起こしやすくなるので要注意です。
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白血病
意外と知られていませんが、白血病も下がらない熱が出る事で知られている、原因不明の病気の一つですね。
ご存知の方も多いと思うのですが、白血病は血液のがんと言われている恐ろしい病気で、毎年何名もの尊い命が奪われている病気です。
どうして発症するのかについては諸説あるようですが、現代の医学でもどうして発症するのかは原因不明だと言われています。
白血病になると、発熱、貧血、動悸、息切れ、めまい、全身倦怠感、体重減少、腹部膨満感、寝汗、リンパ節の腫れ、腹部の腫れ、骨や関節の痛みに吐き気と嘔吐があります。
全ての症状が出ていなくても、元気だった子供が急にだるさや寝汗を訴えたり、腹部が腫れてくるなどの異常があった場合には、速やかに病院に連れていってあげましょう。
熱中症・脱水症状
意外かもしれませんが、冬場であっても子供の場合は熱中症にはならなくても、脱水症状にはなるといいます。
大人は発症しなくても、小さな体の子供にとって冬場の暖房は、熱中症にはならなくても脱水症状になる可能性は十分にあるでしょう。
冬場で脱水症状になると、どうして熱が下がらないのかわからないので、つい原因不明の病気になってしまったのでは? と思うかもしれません。
そんな時はもう一度思い返してみ、水分をたっぷりと摂っていたのかを確認してみましょう。
少しずつ水分を補給してあげて様子を見て、それでも熱が下がらない場合には病院に連れていくべきです。
熱が下がらない時の対処法は決まっています!
熱が下がらない場合には慌てないで次の対処をしてみましょう。
安静にしてあげる事!
これが一番重要な事ですが、子供は熱が下がらない病気でも比較的元気な事が多いので、つい遊んでしまいがちです。
そんな事をしていては良くなりませんので、まずは安静に寝かせてあげますが、この時あまり厚着をさせない事も重要です。
大量に汗をかきますので体温調節のために、部屋の温度や湿度は暑すぎない事と乾燥しない事が重要です。
ウイルスを外に出すためにも定期的に換気をしてあげるといいでしょう。
頭部や手足を冷やしてあげる事で、熱が高くなるのを防ぐ事ができますし、食事の時にはバランスが良くて栄養価の高いものを与えます。
この時消化にいいものを食べさせてあげてください。
その理由は風邪や熱によって消化器系はダメージを受けているからで、消化の良いバランスがいい食べ物を食べさせて、水分補給をしっかりとしてあげましょう。
最後に、重要なのは病院に早めに連れていってあげる事ですので、自分で判断をせずに医師に診断をしてもらい、必要な治療を受けるといいでしょう。