子供の熱が上がったり下がったり…肺炎の可能性がある!?
子供は熱が上がったり下がったりするものです!
親としてはできるだけ早く病気を治してあげたいものですよね。
ところで熱が上がったり下がったりする病気といっても、子供の場合にはたくさん候補がありすぎて、どの病気になってしまったのかがわからない事が多いです。
そこで今回は、可能性がある病気の代表的なものでもある「肺炎」の症状や、対処法などについてをご紹介していこうと思います。
子供が肺炎になる理由とは?
子供は肺炎になりやすいと言われていますが、そもそもどうして子供が肺炎になりやすいのでしょうか?
その理由をお話ししましょう。
子供は大人と違って風邪などに感染しやすいと言われていますよね。
この時免疫力が高い子供の場合は、気管支での炎症を起こしたり、腸の中で菌が増える事によって下痢を引き起こしたりする場合も多いようですが、肺炎にまでは重症化しない事も多いのです。
ところが、免疫力が落ちている子供が風邪に感染すると、気管支や喉の痛みや咳に鼻水、鼻づまりといった症状だけではなく、肺や肺胞といった部分にまで炎症が広がる事があるのです。
これが肺炎と言われる状態なので、できるだけ免疫力を高めてあげる事も必要になってくるはずです。
ところで、子供の肺炎にはいろいろと種類があるという事をご存知でしょうか?
簡単に説明していきましょう。
インフルエンザ菌、肺炎球菌、黄色ブドウ球菌による細菌性肺炎
インフルエンザ菌や肺炎球菌に黄色ブドウ球菌は、子供が感染しやすい肺炎だというのは有名ですよね。
肺炎球菌などは予防接種を受ける事によって、感染を防ぐ事が可能だと言われていますし、万が一感染したとしても症状が軽く済みます。
もちろんインフルエンザのウイルスによる肺炎の場合も、予防接種を受ける事によって、感染を防ぐ事も、感染しても重症化しないなどの予防ができます。
万が一感染してしまった場合には、高熱が続いたり脱水症状になってしまったり、さらには呼吸困難になってしまう事もあるので、重症化しないようにするしかありません。
乳児が感染すると重症化しやすいので、入院をして治療をする事が多いと言われています。
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RSウイルスやアデノウイルスにインフルエンザウイルスによるウイルス性肺炎
ウイルス性肺炎も子供は感染しやすいです。
ウイルス性肺炎の症状は呼吸がしにくくなると言われているので、気管支拡張剤などを使って呼吸をしやすくする必要があります。
高熱が続く事もあるようですが、熱が上がったり下がったりする事も多く、もしも熱が上がったり下がったりといった症状があるのなら、ウイルス性肺炎の可能性は否めません。
できるだけ早く病院に連れていく事が必要ですので、これらの症状が出たらすぐに病院に連れていく事をおすすめします。
マイコプラズマやクラミジアによる非定型肺炎
マイコプラズマ肺炎のように菌でもウイルスでもない肺炎もありますが、子供は当然大人よりも感染しやすいと言われています。
症状はやはり熱が上がったり下がったりしたり、激しい咳などが特徴となりますので、できるだけ早く病院に連れていってあげるといいでしょう。
肺炎は呼吸ができなくなって大変苦しい病気ですので、できるだけ早く病院に行く事が大事です。
いつも注意しておきたい事と治療について
肺炎になると、高熱になる場合と熱が上がったり下がったりを繰り返す時もあります。
これは全て体内で悪さをしている菌やウイルスを外に出すためですが、発熱時には脱水状態になる事もあるので、水分補給をしっかりとしておく必要があります。
また、部屋が乾燥していると咳になりやすいので、部屋を適度な湿度に保つ必要があります。
そしてできるだけ安静にして早めに病院に連れていく事が必要になります。