子供の熱が上がったり下がったり!5日や1週間も続く病気や原因とは?対処法も紹介!
子供が毎日元気でいられれば文句なしですが、集団生活をする事が多い子供の場合、どうしても風邪などの感染症にかかりやすいですよね。
もしも子供が突然熱を出して、その熱が一週間も上がったり下がったりしてしまったら、いったいなんの病気なのかと心配になります。
そこで今回は、子供の熱が5日や一週間も続く病気や、原因そして対処法などについてもお話ししたいと思います。
子供はよく熱を出すもの! 1日くらいなら心配はない?
今、お父さんお母さんになっている人でも、子供の頃を思い出してもらえばわかりますが、子供はよく熱を出すものですよね。
例えば明日遠足だ! なんていう時の前日に高熱を出して、翌日は楽しみにしていた遠足をお休みする事になったりとかの、苦い思い出を持っている人もいるはずです。
一般的には知恵熱とか言われていて、嬉しくて興奮してしまったあまり、高熱が出てしまったりする事もありますよね。
ところが、翌日寝ていればあっという間に治ってしまう事があるので、1日くらいの熱がある場合には、それほど心配する事はないのかもしれません。
では5日~1週間も熱が続いたらどうなのでしょうか?
考えられる病気を見てみましょう。
熱が一週間も上がったり下がったりする場合は要注意
子供の熱が上がったり下がったりする場合で、しかも5日も一週間もその状態が続いた場合には、気を付けなくてはなりません。
実は子どもの熱が一週間も続く場合には、強い感染力を持つRSウイルス感染症に感染している事が疑われます。
RSウイルス感染症は、長い間熱が出て、その熱が上がったり下がったりするだけではなく、風邪に似た症状が出る強い感染力を持つ病気です。
このウイルスに感染しないようにする事は難しい(100%感染する)ので、感染してしまった場合の対処法を知っておき、早めに病院に連れて行ってあげましょう。
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RSウイルス感染症ってどんな病気?
RSウイルス感染症は赤ちゃんから5歳くらいまでの子供が感染しやすい病気で、気管支や肺に感染して悪さをするウイルスです。
過去の特集がありますので、詳しく知りたい方は『RSウイルス感染症の各特集』をご覧ください。
この感染症の主な症状に高熱というのがあって、5日から一週間の間上がったり下がったりを繰り返すのが特徴です。
子供の体力を奪ってしまう事になるので、なるべく早く病院に連れていって検査を受けるといいでしょう。
RSウイルス感染症は非常に強い感染力を持っている
このウイルスは非常に強い感染力を持っているため、感染が確認されれば登園はできない(通常3日~8日間)ので、自宅での治療をする事になります。
飛沫感染や、手と手が触れただけで感染するという接触感染をするので、他のお子さんに感染しないようにする義務があります。
子供の体調によっては重篤な症状になってしまう事もあるので、早め早めの対処をする必要があるのです。
RSウイルス感染症になってしまった時の対処は?
熱が上がったり下がったりするので、できるだけ水分の補給をしてあげて、呼吸が楽にできるようにしてあげる必要があるでしょう。
病院では、痰を出しやすくするための薬を処方してくれますので、その薬をしっかりと飲ませてあげて、痰による窒息を防ぐなどの対処を行います。
咳や鼻水などの症状も出てくるので、必要ならば鼻水を吸い出してくれる道具を使ったりする事も必要です。
何にしても、熱が上がったり下がったりするようであれば、すぐに病院に連れていってあげるなど、素早く行動を起こす事が重要ですね。