病院の薬でも熱が下がらない!そんな時どうすれば!?

体温計

体調が悪くて熱を測ったらいつもよりも熱があったりすると、病院に行って薬をもらうと安心しますよね。

自宅に戻って解熱剤を飲んだら一安心ですが、もしも病院にもらった薬なのに、飲んでも熱が下がらない時はどうすればいいのでしょうか。

今回は病院にもらった薬を飲んでも熱が下がらない時は、どんな原因があるのかやどんな対処をすればいいのかをお話しします。

病院の医師はどうやって診断するのか?

どんな仕事でもそうですが、経験ってすごく大事だと思いませんか?

多くの医師が自分が診てきた患者の症状や、治療の経過などを考慮しながら診断します。

つまり経験値が高い医師もいれば、医師になりたてであまり経験がない医師もいるわけです。

ですが実はどちらの医師も、風邪かな? と思って薬を処方するもので、本当に風邪だと診断して薬を処方していない事もあります。

だから病院では「多分風邪でしょう。熱冷ましを出しておきます」というはずです。

 

一般的な風邪での検査について

風邪かもしれない症状で病院に行った時は、問診でどんな症状なのかを聞き出し、喉の状態を診たり胸の音を聴いたり背中の音を聴いたりしますよね。

つまりこれといった専門的な検査というのを受けずに薬を処方してもらう事が多いのです。

でもこの方法は日本全国で行われている事なので、特に医療ミスなどという事ではありません。

さて、病院で処方してもらった薬を飲んでも熱が下がらない場合、どのような事が原因なのかを簡単に説明しましょう。

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病院の薬でも熱が下がらない原因は?

例えば風邪をひいていると思ったけれど、それは症状だけで本当は違う病気の可能性もあります。

肺炎はその代表的なもので、風邪とは違うものなので解熱剤を飲んでも効果を実感できない事もあるはずです。

また、肺炎だけではなく、大人がはしかになってしまった場合にも、熱が下がらないので病院に行きましょう。

ちなみにはしかの場合は病院に行って薬を処方してもらったとしても、熱が下がらない事が多いので困ります。

ですがしっかりと安静にして体を休めないと、体力がもたずに命を落とす可能性もある病気ですので、大人は特に気を付けた方がいいでしょう。

子供が感染している場合には、自分も感染してるかもしれないと思っておいた方がいいでしょう。

 

溶連菌に感染した場合にも要注意です!

最後に、大人が溶連菌に感染した場合ですが、大人の場合でも子供の場合でも風邪に似た症状が出るのでわかります。

溶連菌に感染すると、やはり風邪に似た症状が出るので風邪なのかどうか、はっきりとした判断ができないと言われています。

溶連菌の可能性がある場合には、専用のキットを使って検査を行いますので、医師も必要性が無いと判断した場合には、あえて検査をすすめたりはしません。

ただし舌がイチゴ舌になっている場合は別で、すぐに溶連菌の検査を行うはずです。

しっかりとした治療をしなければ、熱が下がる事がありませんので、できるだけ早く病院で治療をするためにも、病院で検査をするようにしましょう。