熱が下がらない!一週間も続く!大人・子供、それぞれ原因や病気は何が考えられる?

体温計

人間は体調が良いときばかりではありませんから、当然病気や体調不良の時だってあるものですよね。

ところで、もしも熱が一週間も下がらないとしたらどう思いますか? そんな事あるの? と思うかもしれませんが実際にあるのです。

今回は一週間も熱が下がらない原因や病気を、大人と子供それぞれに調べてみましたので、参考にしていただけると幸いです。

大人が熱が一週間も下がらないなんてかなり深刻です

子供とは違って大人というのは抵抗力や免疫があるため、病気になりにくいものだと考えている方が多いようですが、その根拠はいまいちわかりません。

例えば風邪をひいたとしても、それほどひどくはならないと考えている方が多く、仕事を休まずに会社に出勤をしてしまう事もよくあるようです。

ですができれば人に感染させないためにも、できるならマスクをするなど感染拡大を防げる配慮ができるといいですね。

それでは大人の熱が一週間も続いて下がらない可能性がある病気をご紹介いたします。

 

肺炎の可能性がある

肺炎を発症してしまうと、人によっては高熱が一週間も続く事があるようですが、微熱もしくは熱が出ないタイプの方もいるようです。

風邪をこじらせてしまったために肺炎になるという方もいるようですが、そうではなく肺炎菌に感染した可能性もあるので、流行している時期はマスクなど予防をする事も大事です。

熱が続く場合には病院にいって受診をして、必要な治療を受けるようにするといいでしょう。

 

腸炎の可能性がある

体調が悪い時にはどこもかしこも連鎖反応のように悪くなる事があります。

腸炎も体調が崩れてしまい免疫や抵抗力が下がった時に発症する事があるのですが、腸炎によって熱が下がらないという事も多いようです。

風邪をひいた時にお腹の調子が悪くなる事もありますよね?

あれがいわゆる腸炎になっている状態で、熱が一週間下がらない事もあるようです。

消化のいいものを食べるようにして、安静にするのはもちろんですが病院に行く事を忘れてはいけません。

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子供の熱が一週間下がらない場合

大人とは違って子供は免疫ができあがっていない事から、感染すると症状がひどくなってしまうと考えられそうですが、意外と大人よりも強かったりするのです。

比較的元気で遊んでいる事が多いので、熱を測るまで気づけない事もあるようです。

では子供の熱が一週間下がらない場合の原因や病気についてをお話ししていきましょう。

 

中耳炎の可能性がある

子供の場合は耳の形が大人と違って成長しきれていないので、風邪などのウイルスが入り込んでしまうと、中耳の部分に炎症を起こしてしまうのです。

ちなみに子供の耳が大人と同じ形に成長するのは10歳を過ぎてからですので、その頃までは中耳炎による熱を繰り返す事もあるのです。

意外と知られていませんが、中耳炎の熱はしつこくて一週間も続く事もある病気なので、子供が耳を痛がったり気にしたりするときは耳鼻科へ連れていきましょう。

 

マイコプラズマ肺炎

子供の熱が下がらない病気の定番のようになっているのがマイコプラズマ肺炎です。

症状は風邪よりも深刻なしつこい咳が3週間以上続いたりするので、すぐに「これは風邪ではない」と気づけるはずです。

マイコプラズマ肺炎の特徴は、解熱剤や座薬を使っても熱が下がらない事で、抗生剤などを使って治療を行う事になります。

 

川崎病の可能性がある

このサイトでも何度も説明しているように、原因不明の病気が川崎病です。

この病気を発症すると、高熱が続くのでおかしいと気づくはずですが、熱を下げようとして解熱剤などを使う人も多いのではないでしょうか。

ところが解熱剤を使っても熱が下がる事はないので、すぐに病院に連れていく事になると思うのですが、この病気は特に早めに病院に行くといいでしょう。

 

大人も子供も関係があるストレス要因の熱

子供でも大人でも同じですが、ストレスが原因となって熱を出す事があるのをご存知でしょうか。

実は強いストレスを感じると、人間というのは大人でも子供でも熱を出してしまうものなのです。

そしてこの熱はストレスの原因となっているものを排除しない限り、解熱剤を使っても熱は下がらないので注意しましょう。

あまりにも熱が続く場合には心療内科や小児精神科などを受診して、治療できるようにした方がいいでしょう。