子供の熱が上がったり下がったりする病気や原因とは!?3つ紹介!
子供の熱が上がったり下がったりする原因となる病気はどのくらいあるのかご存知でしょうか?
もしも自分の子供がそんな症状になったら怖いですよね。
そこで、今回は子供の熱が上がったり下がったりする病気や原因についてを、3つほどご紹介したいと思います。
子供は熱が出る病気に感染しやすい?
大人と比べると自分も子供の頃には何かというと熱を出していたと思いませんか?
それもそのはず! 子供は免疫力も低いですし抵抗力も低いのです。
それは生まれてきてからの年月が少ないというのもありますが、何よりも病気に感染した経験が少ないというのもあるかもしれません。
今回は、子供の熱が上がったり下がったりする病気や原因についてをご紹介したいと思います。
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最近流行の兆しがある「川崎病」
川崎病というのはパッと見た感じ、何だか公害による病気のようにも感じるかもしれませんが、公害とは全く関係がありません。
この病気は0歳~4歳までの子供が発症すると言われている病気で、全身の血管が炎症を起こしてしまうために、さまざまな症状が出ると言われています。
高熱が5日以上続いて下がらなかったり、高熱が上がったり下がったりを繰り返し、全身に赤い発疹が出たり手足がむくんで赤く硬くなったりします。
この病気を発症したら、そう簡単に治療をすることはできませんので、川崎病だと診断されば場合は1か月以上入院する事になるでしょう。
特徴は熱が続くという事と全身に発疹ができるという事、そして口の中も真っ赤になってしまうので、異変を感じたらすぐに病院に連れていきましょう。
症状が重症化すると入院期間が長引き、冠動脈瘤ができてしまい命にかかわる事もあるのだそうです。
治療をするためには病院でガンマグロブリンを投与するしかありませんし、退院後もアスピリンなどを飲んで定期的に入院検査を受ける事になります。
動画でも説明されているので、合わせてご覧ください!
マイコプラズマ肺炎
過去には4年に1度流行するために、オリンピック肺炎などと言われていた事もあったのだそうですが、最近では4年に1度ではなく毎年流行する肺炎になりつつあるようです。
この肺炎は子供が感染しても症状が軽く済む事が多く、自然治癒してしまう事が多いため、ですぐに「肺炎?」と疑う方はいないのだそうです。
ただしマイコプラズマ肺炎の菌が増速すると、夕方に熱が上がりあさには下がるといった、熱が上がったり下がったりを繰り返すのが特徴のようです。
ちなみにマイコプラズマ肺炎を子供が感染した場合ですが、比較的症状が軽い事が多いため、入院をする事は少ないという医師が多いようです。
むしろ子供よりもお年寄りが感染した方が怖い感染症だと言えるかもしれません。
動画でも説明されているので、合わせてご覧ください!
100%の人間が感染する「RSウイルス感染症」
RSウイルスに感染する事によって発症する病気で、免疫ができにくい事もあって何度も繰り返し感染する病気の一つだと言われています。
そのため100%の人が感染する病気でもあるのですが、このRSウイルス感染症に子供が感染してしまうと、激しい咳や鼻水そして熱が伴う事が多いのです。
特に熱は子供の感染に多い症状で、高熱が出る事もあれば熱が上がったり下がったりする事も多いようです。
こじらせてしまうと肺炎になってしまったり、喘息の合併症を起こしてしまったりするので、できるだけ早く治療を受けさせてあげましょう。
おかしいなと思ったら、早めに病院を受診する事をおすすめします。
ちなみにRSウイルス感染症は新生児の頃に予防のためのモノクローナル抗体製剤を受ける事も可能ですが、投与対象が早産児の場合は1000g未満、1000g~1800g、33週~35週、または慢性肺疾患(CLD)を有する小児、24か月齢以下、2歳~4歳と定められています。
なので対象となる乳児や幼児は、重篤な症状にならないためにも計画的に予防接種を受けるといいでしょう。
動画でも説明されているので、合わせてご覧ください!
どの病気も早めの受診で早期治療を目指しましょう!
いかがでしたか?
子供の熱が上がったり下がったりする病気について、いろいろな事がわかっていただけたのではないでしょうか。
今回は、川崎病、マイコプラズマ肺炎、そしてRSウイルス感染症についてのお話をしました。
我が子を病気から守れるのはお母さんの注意深い観察と深い愛情です!
できるだけ早く治療をしてあげるためにも、当てはまる異常な症状を見つけたら、かかりつけの医師に相談をして受診してもいいでしょう。