子供の熱が上がったり下がったり!発疹も…病気や原因は?対処法も紹介!

おたふく風邪

子供の頃は熱が上がったり下がったりする事は普通に起こる事なので、それほど心配をしないお父さんやお母さんもいるかもしれません。

今回は子供の熱が上がったり下がったりする病気で、発疹が全身に出てくる場合に疑われる原因や病気についてをお話ししましょう。

高熱が続く!熱が上がったり下がったりして発疹があるのは?

最近の子供はとにかく体が弱いなんて事をよく耳にしますし、お父さんお母さんもかなり過保護な事も多いですよね。

確かに過保護すぎるのはよくありませんので、いちいち心配をしているのもどうかとは思いますが、もしも高熱が5日以上も続き、熱が上がったり下がったりしたら問題です。

一体何が原因だと思いますか?

注目すべきは発疹があるかないかです!

もしも発疹が伴うようであれば早めに病院に連れていく方がいいかもしれません!

実はこれらの症状があったら命にかかわる病気を発症しているかもしれないからです!

ではできるだけわかりやすく説明したいと思います。

 

これらの症状の内5つ当てはまったら即病院へ!

この病気は子供が発症する病気の一つで、毎年1万人に数人の確率で発症していると言われている病気です。

そしてこの病気は完治するまでに非常に時間がかかり、ひどい子の場合には1か月以上も入院治療をしなくてはならない病気です。

ではチェック項目をご紹介しますので、当てはまる項目がいくつあるのかをチェックしてみてください。

 

  1. 高熱が5日以上続いたり熱が上がったり下がったりしている
  2. 発熱してから数日後に全身に赤い発疹ができた
  3. 発疹する前後に手や足がむくんで真っ赤になり硬くなった
  4. 発疹すると同時に口の中が真っ赤になったり舌が真っ赤になったりした
  5. 白目の部分が真っ赤に充血している
  6. 首が太く見える、リンパ腺が腫れている、BCGのあとが腫れている

 

いかがですか?

もしも子供の熱が上がったり下がったり、高熱がずっと続いたり発疹が出たりしている場合で、これらの項目の5つ以上に当てはまるのでしたら問題です。

すぐに病院に行って受診してください。

もしかしたら「川崎病」かもしれません!

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川崎病とはどんな病気なの?

川崎病というのは正式名を「小児急性皮膚粘膜リンパ節症候群」と言います。

この病気はどんな病気なのかと言うと、全身の血管が炎症を起こしてしまうという恐ろしい病気で、現代の医学でもはっきりとした原因がわかっていないのです。

そしてこの病気は血管に炎症を起こしてしまうため、冠動脈瘤ができやすくなってしまうのですが、これが血管を詰まらせてしまうと命にかかわる事もあるのです。

早く発見して治療をするしかないだけではなく、自宅での療養はできないので早めに病院を受診しましょう。

 

川崎病の症状はどんな症状?

まずは高熱が続きますのでおかしいとすぐに気づくはずです!

さらに熱を下げようと思っても全く効果がありませんので、熱さましを飲んでも冷やしても無駄だという事を知っておきましょう。

それだけではありません!

症状が進んでしまうと治療にかかる時間が長くなってしまいますので、こちらに関しても注意が必要になるでしょう。

どんな治療がされるのかというと、通っての治療は不可能なので、川崎病だと診断された場合には即入院治療に入る事になります。

早くても1か月は入院治療をすると思った方がいいでしょう。

病院に行くのが遅れてしまったり症状が進んで重症化してしまっていた場合には、1か月以上入院治療をしなくてはならなくなります。

 

どんな対処をすればいいのでしょうか?

基本的に対処法などはありませんので、必ず迅速に病院で治療を受けるようにするべきです。

熱さましなどは全く効果がなく、入院してガンマグロブリンを投与して治療を行い、全身の血管の炎症を抑える治療が行われます。

治療が始まってもすぐに熱が下がる事はなく、ガンマグロブリンを投与し続けて2週間くらい経過すると下がってくると言われています。

できる事があるとすれば、発心が治まってくると手足の皮膚がボロボロと剥がれ落ちるので、これをしっかりとケアしてあげる事が必要でしょう。

また、熱によって汗をかくので着替えやすい着衣や着替えを用意してあげるといいでしょう。

早めに病院に行くためには、毎日子供の様子をチェックして、おかしいと思ったらすぐに病院に連れていく準備をしておく事が必要でしょう。

最後に、川崎病について説明している動画を見つけたので、載せておきます!