頭痛や吐き気,嘔吐が!発熱も!考えられる病気や原因は?
頭痛は嫌な症状ですが、比較的海外の方と比べると私たち日本人は、頭痛にはかなり強くて親しみのある(嬉しくはありませんが)症状なのです。
ですが頭痛に他の症状が重なってくると、何か他の事が原因で症状が出ているのではないだろうか? と疑問に思ったりしますよね。
そこで今回は、頭痛に吐き気や嘔吐、そして発熱が加わった時の病気の原因がなんなのかを、調べて分かりやすく説明しています。
頭痛に吐き気、嘔吐、発熱が重なる事はあるのか?
あまりにも重なった症状が多いので、そんな事があるのかと疑問に思う方もいるかもしれませんが、実際に頭痛に吐き気、嘔吐、発熱が重なる事はあるのです。
もちろん全ての方が重なるとは言えません! これも個人差がある事は否めないのです。
しかも大人の場合と子供の場合とでは、また意味合いが違ってくる事があるので、大人と子供のそれぞれがこれらの症状が重なった場合の原因を説明もしてみましょう。
まずは大人の方で頭痛、吐き気、嘔吐、発熱が出た場合の病気や原因についてからお話ししていきましょう。
大人の頭痛、吐き気、嘔吐、発熱の原因は?
まず考えられるのは「感染性胃腸炎」などで、ウイルスが体内に入った事によって、吐き気を起こしてウイルスを外に出そうとするのです。
その時の反応の一つが嘔吐ですよね? 吐き気も嘔吐につながるきっかけとなっているわけです!
頭痛はどうして関係があるのかというと、頭痛は血圧の関係が多いようです。
嘔吐を繰り返す事によって頭部の血液の循環に支障が出る事も多いでしょうから、それが原因で頭痛を起こしている可能性は高いですよね。
発熱も体内に入ったウイルスをやっつけようとするから起こる症状で、解決するためには体内からウイルスや細菌を排除するしかありません。
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病院に行く事でそれぞれの症状は軽くなる!
感染性胃腸炎を病院で治療する事は不可能ですが、出ている症状を軽減させる事は確かにできるでしょう。
例えば頭痛が酷い時には頭痛薬などを処方していただく事は可能です!
そして頭痛薬は解熱鎮痛剤なので発熱を抑える働きもあるはずです。
なので確かに病院に行けば症状は軽く済むかもしれません!
ですが根本的な治療法はウイルスを外に出す事以外はないという事を頭に入れておくといいですね。
また、発熱がある場合にはインフルエンザなどのウイルスに感染している場合もありますので、体をゆっくりと休める事も必要でしょう。
子供の頭痛、吐き気、嘔吐、発熱の原因は?
大人よりもむしろ子供の場合の方が深刻です!
例えば頭痛や吐き気を訴えていて嘔吐までしてしまった場合、インフルエンザなどのウイルスに感染している可能性が高いです。
さらに問題なのは、ウイルスが髄膜に感染して炎症を起こしてしまう、「髄膜炎」などを発症している場合です。
細菌性髄膜炎に感染してしまった子供は、治療がとても難しいと言われている病気で、発見するのも難しければ診断するのも難しく、さらに治療をするのも難しいという病気です。
一般的に髄膜炎の治療をするのには、抗菌薬などを使って治療を行うのですが、近年では耐性菌が増えている事もあって、薬の効果が出にくい事が多いのです。
すると当然ですが重症化してしまいやすく、最悪は命を落としてしまいかねないと言われています。
困った事に命を取り留めても重度の障害が残ってしまいやすいので、できるだけ早めの発見と治療を心がける事が必要です。
もしも髄膜炎の予防接種を怖がっているのであれば、感染してしまった事の恐ろしさの方をしっかりと知って、予防接種で感染そのものを防げるようにするといいでしょう。
まずは主治医の先生としっかりと相談をしながら、予防接種の安全性を確かめつつ予防をするといいですね。