喉風邪で高熱が出たときの対処法を紹介!
小さなお子さんは自分で自分の症状をうまく言う事ができない事が多いので、もしも喉風邪をひいたとしてもなかなかそれが両親に伝わらない事もありますよね。
そんな時はどのように対処したらいいのかがわからずに、結局ひどい症状になってしまい病院に行って治療が長引いてしまった。
意外と子育てではそんな事が多いものです。
そこで今回は喉風邪で高熱が出てしまった時の対処法についてをご紹介したいと思います。
一般的な喉風邪の症状について
まず喉風邪というのは、風邪のウィルスが体内に入り込んできたために、喉や鼻に血液を集めて炎症を起こしてウイルスを撃退する反応によって、特徴的な症状が出てくるのです。
この時多くの場合は熱が出る事はあまり無く、喉の痛みくらいで症状がおさまっていく事が多いと言われています。
ところがお子さんの中には、喉風邪が原因で高熱を出してしまうという事もあるのです!
この原因はいったいどういうものなのかが知りたいですよね。
扁桃腺が腫れている事が多い
喉風邪かな?と思っていたけれど、やがて喉の痛みだけではなく咳もひどくなってしまい、さらにその後は高熱が出てしまう事があります。
扁桃腺による高熱は40度近い熱が出る事も多いと言われているので、小さなお子さんの場合は脱水症状にならないよう様子を見てあげるといいでしょう。
もちろん大人だって高熱が出てしまうと辛いので、できるだけ早く熱に対しての対処をしなくては! と思うかもしれませんね。
ですが熱も体内のウイルスを撃退するための反応の一つなので、よほど40度以上の高熱が何日も続いてぐったりしない限りは心配する必要はないのだそうです。
高熱が出た場合の対処法
では高熱が出てしまった場合の対処法をご紹介いたします。
高熱が出てもあわてない事!
そしてまずはひきつけや痙攣などを起こしていないかどうかや、子供の場合は機嫌がいいか悪いかも観察します。
機嫌がいい場合には高熱が出ていても大丈夫だと判断をしますが、脱水症状には気を付けてあげるといいですね。
高熱によって水分が失われる事は避けなくてはなりませんので、こまめな水分補給をしてあげる事と、汗が出ますのでパジャマなどの衣類を定期的に着替えさせてあげるといいでしょう。
医師などによると高熱が出ていたとしても、機嫌が良ければあまり心配はいらないと言いますが、もしも痙攣や引き付けなどを起こした場合には病院に連れて行った方がいいでしょう。
ちなみに個人的な経験では、子供は高熱でひきつけを起こしている時には無反応である事が多いですので、いきなり動かさずに声をかけながらゆっくりと抱きかかえて連れていきました。
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脇の下や太ももの内側に冷却材を使う
高熱の場合は頭を冷やしたいと思うものですが、より効率よく体全体の熱を冷ますためには、脇の下(両側)と太ももの内側(両側)に冷却材を当てる事が一番だと言われています。
なぜならば、その2ヶ所(全部で4ヶ所)には、身体の中で一番太い血管が通っているからで、その部分を冷やせば血液が冷やされて全体的に冷やしてくれるのです。
なので、いち早く高熱を下げたいという時の対処法としては、恐らくこの方法が一番良い方法かもしれません。
これは熱中症など体温を下げたい時にも効果的です。
高熱は下げるタイミングに注意しよう!
高熱が出てしまうと、つい熱を下げなくてはならない!と思ってしまうようですが、高熱が出るのにはちゃんと理由があるのです。
その多くが、ウィルスを撃退しようと身体が闘っていることによるものです。
なので、もしも高熱が出ている時で寒気を感じる時には解熱を控え、上がりきって寒気が止まった状態の時のタイミングに解熱をするといいという話もあります。
ですが基本的に熱が出るという事は、体内のウイルスを撃退しているという事なので、無理に熱を下げようとしない方がいいのです。
そしてとても重要な事ですが、高熱が下がったからといっても油断はせずに、再び熱が上がるようなら病院に連れて行くなどをするといいでしょう。
症状が悪化してしまわないようにするためにも必要な事です。