今年の夏風邪の症状は?2015年はどんなものが流行ってる?
夏は暑いからいい!
昔はクーラーなんて無くて暑くて眠れないのが当たり前でしたが、そんな時代にはあまり夏風邪をひく人がいなかったみたいです。
そのせいか、「夏風邪はバカがひく」という言葉さえあった程です。
ところが最近ではクーラーの無い家庭なんてあまり耳にしませんよね。
実はこれ(クーラー)が夏風邪を長引かせている原因の一つでもあるのだそうです。
豆知識はさておき、今回は毎年流行している風邪の中でも「夏風邪」にターゲットを絞って、今年の夏風邪についての症状の特徴などをお話したいと思います。
今年の夏風邪は?の前に
今年の夏風邪がどんな症状を出す風邪なのかを知りたいとは思うのですが、夏風邪というのはそもそも冬の風邪とは違って、ウイルスが限られていますよね。
なので今年の夏風邪の症状はどんな感じ?というのがあまりわからないものなので、どんなタイプなのかが断定できないのが最大の問題点です。
ただ、毎年流行しているというかずっと流行している夏風邪は確かに存在しています。
今年の夏風邪の事を考えるのも大事ですが、普段から流行している夏風邪の症状を知った方が良いかもしれません。
今現在流行している夏風邪は?
保育園や幼稚園に通っているお子さんを持つご両親の悩みは、おそらく「手足口病」ではないでしょうか。
実はここ数年間の間、毎年のように「手足口病」に感染している子供さんの数が増えているのだそうで、保育園や幼稚園でも手洗いやうがいなどを徹底していると言います。
さて、この手足口病ですがどうしてそんなに神経質に予防をしているのでしょうか?
それちょっと説明していきたいと思います。
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手足口病ってどんな夏風邪?
手足口病はコクサッキーウイルスA16(CA16)、エンテロウイルス71などが原因となって発症する夏風邪の一つで、小さな子供ばかりが感染する夏風邪です。
子供同士の感染力はとても強く、2013年頃から大流行している状態の夏風邪です。
また、最近では新型手足口病に変化してしまい、有効な治療法が無いという夏場の難病の一つだと言われているのです。
実は新型手足口病は子供同士だけの感染では収まらず、大人にまで感染してしまう程強力なウイルスなので要注意の夏風邪です。
手足口病の症状とは?
病名を見たままの症状が出るのが特徴で、手や足には赤い小さな発疹がたくさん出て、口には水疱などがたくさん出てきて強い痛みを発します。
水疱が潰れると口の中は大惨事!
痛みで何も食べたくなくなり、小さなお子さんでも大人でも「早くなんとかしたい」と思う程です。
微熱が続く事が多いのですが、発熱を全くしないという患者さんも多いのだそうです。
ちなみに通常であれば3日長くても5日くらいは熱が下るまでかかるようですが、それ以上長いと、非常にまれですが脳炎や髄膜炎という病気になる事もあります。
熱が高くても元気で水分の補給や柔らかい食べ物などが食べられればいいですが、それができなくてぐったりするようであれば、念のためにもう一度受診をしてみるといいでしょう。
手足口病を予防するためには?
まず外から帰ったらしっかりと手洗いをしてうがいをしましょう。
どんな感染症でもそうだと思うのですが、しっかりとうがいと手洗いをしていれば、外に排出する事ができるので習慣づけるといいですね。
ちなみに夏風邪は基本的には薬はありませんので、自然治癒をするしか方法がないのです。
病院の医師ですら夏風邪をひいたら薬は飲まずに自然治癒するそうですので、私たちも予防をしっかりと行って、発症しないように努力をするべきかもしれません。