鼻づまりは風邪の治りかけのサイン!?
風邪になってしまったら寝て治せというくらい直接的な薬は無いと言われていますが、基本は2週間くらいすれば治ると言われています。
ところで治りかけの風邪の症状の代表的なものとして「鼻づまり」を感じるという方も多いかもしれません! もちろん感じ方は個人差があると言えます。
そんなわけで今回は本当に鼻づまりが風邪の治りかけのサインなのかを調べてみました。
鼻づまりのおさらい
鼻づまりの原因は鼻の奥の粘膜がウイルスの増殖によって炎症を起こし、鼻の血管が腫れてしまったりして起こると言われていますね。
鼻の奥で炎症が起こり鼻の血管に血液集中する事で、血管から水分がにじみ出して鼻水になると言われています。
実はこの鼻の粘膜が腫れる事によって鼻孔が狭くなってしまうわけですが、これが鼻づまりという症状ですね。
では鼻づまりが風邪の治りかけのサインという根拠についてをお話しましょう。
鼻づまりと風邪の治りかけの根拠は?
説明した通り、鼻づまりの原因は入り込んだウィルスを排除しようと炎症しているから起こる現象です。
この頃の鼻水はサラサラとした水のようですが、時間が経過すると鼻水はだんだん粘性が出てきて色が変わったりもします。
実はこの鼻づまりが続く状態は風邪の治りかけではなく、今まさに風邪のウィルスと戦っている状態である事を意味しているのだそうです。
なので、鼻づまりが続いて鼻水の色や質が変わってきたから治ると考えるのは妥当ではないという事になります。
鼻づまりを解消したいのなら
それにしても鼻づまりはかなり嫌な症状なので、なんとかしてこの症状を改善したいと思うものですよね。
そこで鼻づまりがある場合の簡単な対処法を試す事をおすすめいたします。
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①部屋の湿度を上げる
鼻づまりを解消するには部屋の湿度を上げると改善しやすいと言われています。
その根拠ですが、鼻づまりの原因である粘性の高い鼻水に水分を補給し、排出しやすくする事ができるからです。
鼻をかむ時にスムーズに排出ができるので、鼻づまりを不快にしている粘性の高い出そうで出ない鼻水を出す事ができるわけです。
②鼻周辺の温度を上げる
これは鼻づまりを解消するのにピッタリの方法で、鼻周辺の温度を高くする事によって血流を改善する事ができます。
鼻づまりの原因の鼻の粘膜の炎症によって鼻孔が狭くなっていますが、この時血液がうっ血している状態なのだそうです。
それを温める事で血流を改善する事ができるので、鼻づまりが治るというわけなのです。
③小鼻の周辺のツボを押す
小鼻の周辺のツボを押す事によって血流を改善する事ができます。
ちょうど小鼻の両脇のくぼみを優しく刺激すると、粘膜を腫らしているうっ血が改善されるので鼻づまりが治るというわけです。
つまり体温を上げて湿度を上げるまたは湯気を鼻から吸引する、そして小鼻の周辺のツボを刺激するだけで改善されていきます。
鼻づまりは風邪の治りかけではない
説明した通り、鼻づまりが起こるのは風邪の治りかけではありません。
鼻水の色や質が変わる事も同じで今まさに戦っているという状態にあるので、いつまでも鼻づまりが治らない場合には耳鼻科に行くといいでしょう。
もしかしたら副鼻腔炎になっている可能性も捨てきれないので、気になるようであれば耳鼻科に行って検査を受ける事をおすすめします。