RSウイルス感染症の検査ってどんな方法で行われるの?
咳がひどくて呼吸が浅い、多呼吸などを繰り返したりしていると、大丈夫なのか?と心配になってしまいますよね。
普段は市販薬などでやり過ごせていても、あまりにも呼吸が荒かったりすると病院に行った方が安心ですし、どんな病気なのかもわかります。
ところで、あまり知られていないのに毎年流行しているRSウイルス感染症の検査は、どんな方法で行われるものなのかご存知ではない方も多いですよね。
そこでRSウイルス感染症と検査の方法についてを詳しく説明いたしましょう。
RSウイルス感染症はあまり知られていない感染症
毎年インフルエンザや風邪が流行しているのはわかりますが、その中にはインフルエンザとも風邪とも違う症状が出るタイプのものもあります。
例えば呼吸が苦しくて激しく咳き込み、まるで喘息のようになってしまう感染症。
実はそれがRSウイルス感染症なのですが、実はこの感染症は赤ちゃんの頃から繰り返し感染している病気なのに、抗体が作りにくい病気なのです。
免疫力が下がっている状態でこのウイルスに感染すると、喘息の症状が出てしまったり肺炎になったりして、お年寄りなどは死に至る事もあるようです。
RSウイルス感染症は初めて感染すると重症化しやすいと言われているので、おかしいと思ったら病院ででRSウイルス感染症かどうかを検査し、治療に専念しなくてはなりません。
RSウイルス感染症の検査の方法
RSウイルス感染症かどうかを調べるためには、病院で検査を受けなくてはなりません。検査の方法ですがいろいろな方法があります。
病院によって検査の方法は違っていますが、多くの場合は簡易検査キットというものを使って検査を行い、わずか30分程度で結果がわかるという仕組みです。
ではRSウイルス感染症の検査の方法と種類についてを説明いたしましょう。
RSウイルス感染症簡易検査キット
病院によっては取り寄せないと無いというケースも多いようですが、小児科や大きな病院ではキットを持っているかもしれません。
検査の方法はとても簡単で、綿棒などで鼻の粘膜を取って検査を行います。
たったこれだけですが、30分くらいで結果がわかるので赤ちゃんでも簡単に受ける事ができるわけです。
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レントゲンによる検査
RSウイルス感染症の検査ではレントゲンで胸部を撮影し、肺に影があるかどうかを確認する事もあるようです。
レントゲン検査では間質性肺炎像があるかどうかを確認し、症状がどのくらい深刻な状態なのかをチェックする事ができるわけです。
また、胸部のレントゲン検査で影があるかどうかを見る事によって、肺細胞に炎症があるかどうかを確認する事ができるようです。
それによって治療の方法も薬の処方についても変わってくるのかもしれませんね。
血液検査
RSウイルス感染症の検査では血液を採取して検査を行う事もあります。
この検査では白血球の数が増えているのかどうかや、CRPの数値が上がっているかどうかを確認します。
もしも白血球やCRP値が上がっている場合には細菌の感染による症状だと判断でき、RSウイルス感染症の可能性は低いという事になるのだそうです。
少し上がったけれど平常値とそれほど変わらない場合には、RSウイルス感染症の疑いがあるという事になるのだそうです。
検査の方法は主にこの3つです
いかがでしたか?
RSウイルス感染症の検査の方法は「RSウイルス感染症簡易検査キット」と「レントゲン検査」と「血液検査」の3つの検査の方法があります。
もちろん病院によって検査の方法が若干違う事はあるかと思いますが、概ね同じような検査によってRSウイルス感染症かどうかを確認できるはずです。
出ている症状の緩和ができるような薬を処方していただけるので、しっかりと身体を休めて治療に専念してあげてください。