RSウイルス感染症の感染期間はどれくらい?
RSウイルス感染症に感染してから回復に向かうまでにはどのくらいの期間がかかるのでしょうか?
今回は感染してから治ったと判断するまでの全ての期間についてをお話します。
それによって注意しなくてはならないことなどがわかるので、それぞれにかかる感染期間についてを見てみましょう。
RSウイルス感染症に感染してから発症するまで
RSウイルス感染症は飛沫感染や接触感染をするので、保育園や幼稚園に通っているとどうしてももらってきてしまいますよね。
感染するとおよそ2日~5日くらいの潜伏期間があり、発症する事になるのですが潜伏期間は風邪と同じくらいの期間で症状が出てくるわけです。
この時期は感染力はほとんどないと言われているので、他の家族などに感染する事は少ないのだそうです。
RSウイルス感染症が発症してからの期間
潜伏期間が過ぎると症状が出てきますが、この症状が出ている期間が個人差があってもだいたい1週間~2週間の間で回復に向かうと言われています。
この間に鼻水、咳、場合によっては高熱が出るのですが、上がったり下がったりを繰り返すと言われています。
ちなみに発熱するのは全体の3分の1というのですから、全員が発熱をするわけではないという事になり、これが発見を遅らせてしまう原因となっているのかもしれません。
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集団感染が恐ろしいので予防をする事
説明した通り人の体の中に感染すると猛威をふるうので、集団感染してしまうのが毎年懸念されているのがこのRSウイルス感染症です。
そのため手洗いやうがいの徹底をしなくてはならないのですが、小さなお子さんの場合はうがいや手洗いなどができない場合もありますよね。
結果的に自宅に戻って家族が感染してしまうという事になるわけです。
この時乳幼児がいるご家庭の場合は、治ってしばらくするまでは可哀想ですがあまり接触をさせないようにした方が良いのだそうです。
また、低体重や肺や気管支に疾患のある乳児や、お年寄りも抵抗力が低いと重症化して肺炎になってしまう可能性があるので、うがいや手洗いを必ずするようにします。
問題なのはRSウイルス感染症は治ってからも注意しなくてはならないという事です。
治ってから気をつけないといけない理由
小さなお子さんの場合に限るようですが、感染して潜伏期間を過ぎて発症したあと、1週間~2週間で症状はおさまってくるのですが、この後にも注意しなくてはならないのです。
実は1週間~3週間の間は、人に感染させる可能性があるので、その間はできたら他の人への接触を控えた方がいいかもしれません。
何しろこの病気は抗体が作りにくいため、繰り返し繰り返し何度でも感染してしまうからです。
これらの事を考えると、RSウイルス感染症の感染期間というのはかなり長いという事がわかりますね。
人によって個人差がありますが、潜伏期間から含めると感染期間は最長で40日間もあるという事になるのです。
お話したように感染に気を付ける事も必要ですが、誰もが何度も繰り返し感染するものなので、むしろ感染して発症してから重症化しないように気を付けてあげる、対処をしっかりとする事も考えておくのも重要な病気です。