ロタウイルスの予防接種(ワクチン)に下痢などの副作用はある?
ロタウイルスは毎年世界中で猛威をふるっているウイルスで、世界保健機関(WHO)では予防接種(ワクチン)を受ける事を推奨しています。
恐らく日本ではロタウイルスの予防接種(ワクチン)を受ける必要があるのかどうかがわかっていない方が多いと思うのですが、世界的に見れば予防接種(ワクチン)は必ず受けた方が良いのです。
ところで、予防接種(ワクチン)を受けた後に副作用が出るのが予防接種の定番ですよね?
そこでロタウイルスの予防接種(ワクチン)の副作用についてをお話いたします。
ロタウイルスの予防接種の必要性
日本では浸透していないというのが不思議ですが、ロタウイルスの予防接種は必ずと言ってもいいほど受けておいた方がいいと言われています。
その理由は、0歳~5歳までの間に初めての感染を95%の方がすると言われているからです。
確実に感染するウイルスだという事をまず頭に入れておきましょう。
そして症状は軽度の場合でも、初めての場合は激しい嘔吐や激しい下痢をする事になるわけですが、この時水分の補給をする事が難しいため脱水症状を起こします。
では実際に乳幼児が初めての感染をした時の経験をお話しましょう。
初めての感染1歳の場合の体験談
熱もなく、とても元気だったのに突然飲んだミルクを噴水のように吐き出しました。
その後激しく下痢をして水のような便が延々と続き、嘔吐は止まらず午前中は感じなかった体重の減少をハッキリと夜に実感しました。
ミルクを飲むと激しく吹き出すので水分の補給ができなかったのでしょう。
普段は元気に歩き回っていたのに、歩くことも立ち上がる事もできない我が子を見て、原因もわからずに「もうダメかも」と思ったものです。
そして病院に行きましたが、幸いにも脳炎や脳症にはならなかったため、入院をする事はありませんでしたが治療をする事はできないと言われました。
水分は少しずつあげてくださいというだけのアドバイスに、もう元気な我が子を抱けないのではないかと恐怖したものです。
後になってロタウイルスに初めて感染したのだという事がわかり、予防接種があった事もその時初めて知ったのです。
そんな状態の我が子を見たら、誰だって思うはずです!予防接種は必要だと!
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ロタウイルスの予防接種の副作用はこれ!
皆さんはきっと、予防接種(ワクチン)の副作用が怖いと思われているのではないかと思うのですが、ロタウイルスの予防接種(ワクチン)の副作用はそれほど怖いものはありません。
例をあげると次のような副作用が日本、そして世界で報告されているようですのでご覧ください。
- 咳や鼻水 3.35%
- 発熱 1.38%
- 刺激への過敏 7.28%
- 下痢 3.54%
- 嘔吐 1.57%
情報提供:AllAbout他
ちなみに海外の場合は元々の体質が違うからでしょうか?日本で報告されているような副作用はあまり無いのだそうですね。
また、ロタウイルスの予防接種(ワクチン)を受けた後の乳幼児が、腸重積という病気を発症しやすくなるのでは?という噂もあるようですね。
ですが調べてみる限りでは予防接種(ワクチン)の副作用での腸重積の確率などは心配する程ではないようですので、安心して予防接種を受ける事ができますね。
後は金額的な問題がもう少し解決してくれればいいのですが、まだまだ日本がアメリカのように定期接種になるには時間がかかりそうですね。