ロタウイルスの予防接種(ワクチン)を接種後に注意することとは?

予防接種

ロタウイルスは乳幼児が必ずといっていいほど感染してしまう病気で、急激な体調の変化によって重症化してしまう事もある怖い感染症です。

このウイルスに感染しないためや感染しても重症化しないようにするためにも、予防接種(ワクチン)を受けるようにする必要があります。

ところで、この予防接種(ワクチン)の接種後に注意することは何なのでしょうか?

ロタウイルスの予防接種を接種後の副作用について

まず代表的な疑問が、この予防接種の接種後には、何か「副作用」が出るという噂があるようです。

確かに、ロタウイルスの予防接種の接種後には、副作用と言える症状が出てくる事もあるようですが、世界全体でみてみてもそれほど気にする副作用は報告されていません。

噂にあるような生後6ヶ月以内にワクチンを接種した後は、腸重積になりやすいという事もほとんど報告されていないのだそうです。

もちろん下痢をしたり場合によっては発熱をしたりする事もあるようですが、心配するほどの後遺症はないので比較的安心して受けてもいいでしょう。

 

腸重積が心配の方はここをチェック!

腸重積は乳幼児にとって命にかかわるほどの重病ですが、ロタウイルスの予防接種を受けた後は腸重積に注意しなくてはならないという話があります。

一応重大な副作用の報告はないのですが、乳幼児はたとえ病気になったとしても言葉で伝える事はできません。

そこで万が一にも腸重積になってしまった時のために、初期症状とも言える変化についてを記載しておきます。

  • 元気が無く不機嫌である
  • いつもよりも多く泣く
  • 嘔吐を繰り返す
  • お腹に触ると大泣きする
  • お腹が張った感じがする
  • 血色が悪い
  • 血便が出る(ジャムのような感じ)

もしもこのような症状が出てきたら、腸重積の疑いがあるので迷わず病院に連れて行くようにしましょう。

ただ、何度も言うようですがロタウイルスの予防接種を受けたから腸重積になるという事ではないので心配はいらないでしょう。

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ロタウイルスの予防接種の接種後の便に注意

ロタウイルスの予防接種の接種後には注意しなくてはならない事があって、それが赤ちゃんの便のお世話です。

乳幼児の場合は自分でトイレに行くことはできませんので、当然お母さんがおむつの交換をしてあげるわけですが、この時の便の中にはロタウイルスがいます。

感染して悪さをする程のものではないと言われていますが、免疫力が落ちていたり体力が無い時などは影響を受ける可能性もありますよね。

なので、できるだけおむつの交換などをした場合には、しっかりと手洗いなどを徹底するなど注意をした方が良いでしょう。

 

ロタウイルス予防接種の接種後の他のワクチンについて

ロタウイルスは生ワクチンですので、基本的には接種後は他の予防接種やワクチンは受ける事ができません。

最低でも4週間は間隔をあけてから別のワクチン、もしくは2回目、3回目の予防接種を受けるようにした方がいいでしょう。

この事から、予防接種を受ける時には、ワクチン接種の予定をしっかりと立ててから受けるようにするといいのです。










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