あせもの薬は皮膚科では何がもらえる?子供は小児科に行った方がいい?
子供は無意識の内にガリガリと掻いてしまうので、あせもができたらすぐにでも治療をしてあげたいものですよね。
あせもの治療には通常は薬を使う方がいいですが、他にも気をつけなくてはならない事はたくさんあります。
今回は、皮膚科で処方していただけるあせもの薬と、子供のあせもの治療はどこに行けばいいのかについてを調べてみました。
皮膚科ではどんな薬を処方してもらえるの?
皮膚科で処方してもらえる薬は大きく分けると二つの種類があり、ひとつはステロイドが配合されている薬です。
そしてもう一つは非ステロイドの薬で、それぞれに特徴があるので代表的なものをご紹介していきましょう。
皮膚科でもらえるステロイドの薬
- ロコイド
- キンダベート
- リンデロン-V
- リンデロン-VG
- ベトネベートN
- プロパデルム
ステロイド系のあせもの薬で皮膚科で処方してもらえるのは以上の6種類が代表的なものではないでしょうか。
特にロコイドは赤ちゃんにも処方されているステロイドの薬なので、どなたでも一度は見たことがあるのではないかと思います。
ステロイド系の薬の効果は、炎症をおさえる働きは当然ですが、皮膚炎やあせもなどがそれ以上ひどくならないようにする働きを持っています。
その代わりに使い続ける事によって、免疫力が下がってしまうなどの副作用が出る事があるので注意しなくてはなりません。
ですが医師と相談をした上で正しく使用する事ができれば、本当は恐ろしい事はそれほど無いものなのです。
皮膚科でもらえる非ステロイドの薬
- コンベック
- スタデルム
- アズノール
- 亜鉛華軟膏
- フエナゾール
非ステロイドの薬が処方されるとすれば、上にあげた薬の中から一番合ったものを処方していただけるはずです。
お母さんにとって、非ステロイドの薬は安心で安全だと感じるものなのかもしれませんが、悪化してしまう可能性もあるので良し悪しです。
もちろん消炎作用に力を入れている薬もありますし、ステロイドを使う事ができない皮膚の弱いお子さんにも使えるのがいいですね。
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子供は皮膚科?それとも小児科?
子供のあせもがひどくなってしまわないようには、病院に連れていってあげるといいですよね。
でも病院に行くといっても「皮膚科」と「小児科」とどちらに連れていってあげればいいのだと悩む方も多いのだとか。
そこで子供にあせもが出たら行くべき病院についてのお話をいたします。
皮膚科に行く場合
あせもがひどくて炎症を起こしている、掻きむしりすぎてとびひのようになってしまっている場合などには皮膚科に連れていくといいでしょう。
ただし発疹の他に何も症状が出ていない場合に限ります!
皮膚だけに異常が出ている場合だけ皮膚科に行くようにしましょう。
小児科に連れていく場合
よほどとびひになっていたり皮膚の疾患だとわからなければ、小児科に連れていった方がいいでしょう。
その理由は子供というのは何か体に異常が起きている時にも発疹ができるからで、皮膚科で治療をしても効果がない場合があるからです。
なので、あせもなのかそれとも別の原因なのかがハッキリとしない時には、まず小児科へ連れていってから皮膚科を紹介していただいてもいいですね。
まとめ
いかがでしたか?
子供の発疹というのは、あせもだと思っていても思わぬ病気である事もあるので、できれば小児科に行く事をおすすめします。
よくホームドクターという話を聞くと思うのですが、ホームドクターとして小児科と皮膚科を作っておくといいですね。