ノロウイルスの症状がある場合でも出勤して良い?治療するために休むべき?
11月頃から翌年の4月くらいまではノロウイルスが流行するかもしれない季節ですよね。
社会人たるものノロウイルスなどに感染してはいられない!と思うものですが、自分の意図せずところで感染してしまう可能性だって十分に考えられます。
もしも社会人がノロウイルスに感染してしまった場合、会社に出勤してもいいものなのでしょうか?それとも早く治療をするべきなのでしょうか? 悩みますね。
社会人だってノロウイルスに感染する!
毎年多くの感染者を出しているノロウイルスですが、感染者が多いのはお年寄りや子供ばかりだと思っていませんか? 実はそんな事はありません。
例えば社会人の中にも感染してしまう方が多いのも事実で、この時期からは食べ物がおいしい季節になってくるので、外食などをする機会も当然増えますよね。
お鍋などをしたりする事も多いかもしれませんが、この時食べた材料の中にノロウイルスが潜んでいないとも限りません。
普段から体調管理をしっかりとしていられないという社会人の方の中には、突然の吐き気や嘔吐で感染を知る人も多いはずです。
ところで、もしも社会人の方が感染してしまったら、会社には出勤してしまう人もいるかもしれませんが、はっきり言ってそれはおすすめできません。
ノロウイルスに感染したら出勤しない方がいい理由とは?
まずノロウイルスというウイルスは大変感染力が強いウイルスですので、会社に出勤した事によって他の方に移してしまう可能性が非常に強いです。
完璧に防ぐ事なんて難しいので、例えばトイレに行って嘔吐したり排泄をしたりしたとして、自宅のように消毒を完璧にする事なんてできるはずがありません。
間違って感染を拡大してしまったらそれこそ大変な事になってしまいますので、できるだけ休んで治療をするように努めた方がいいでしょう。
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ノロウイルスに感染したらどのくらい休むべきか?
感染の原因はどうであれ人によって12時間くらいから1日くらいの潜伏期間で発症し、激しい症状が2日~3日間は続くと言われています。
なのでその間はもちろん会社を休んで治療をする必要があるという事になるわけですが、その症状が治まったとしてもウイルスの排泄は続きます。
実はこの間に出勤をする事で人に感染させてしまう事があるので、この時期も休暇を取って治療に専念するようにします。
その後ウイルスの排泄が落ち着いてくるのが3日~4日なので、合計で1週間くらいは出勤せずに治療を続ける方がいいと言われているのです。
早く治療をする事はできる?できない?
会社を1週間も休んだらクビになっちゃう! と考える人もいるかもしれませんが、もしも会社に無理して出勤して他の従業員の方に感染させてしまったらどうなるでしょうか。
欧米ではウイルスを感染させたら重罪と同じです!それは日本でも同じこと!
なので会社には「ノロウイルスに感染しました」という診断書(ノロウイルスは感染症届出書を必要とします)を提出するといいでしょう。
感染拡大を防ぐためなので、1週間は出勤できないという事をちゃんと伝えればいいのです。
そうなる前にしっかりとした予防をする!
ノロウイルスは一人が感染すると他の家族や仲間にも感染してしまう可能性があるものなので、感染してしまわないようにするためにも予防をしっかりとすべきです。
また感染してしまった場合で部屋などで吐いてしまった場合の汚物の処理なども、しっかりと知識を持って感染してしまわないように処理する必要があります。
正しい処理や予防については『2015,2016年はノロウイルスの新型に注意!予防・対策するには?』を参考にされるといいでしょう。