おたふく風邪の予防接種(ワクチン)は大人(成人)にも効果ある?副作用は?
おたふく風邪になるのは嫌ですよね。
「症状がひどくなってしまう」という噂話を聞いている人が多いので、できれば感染しないように予防接種を受けておきたいものです。
ところで、大人が予防接種を受けた後に、何か副反応・副作用が出る事なんてあるのでしょうか?
もしもあるとしたらどんな副反応・副作用なのかを簡単に説明いたします。
おたふく風邪の予防接種(ワクチン)の必要性を解説している動画を発見したので、載せておきます!
おたふく風邪の予防接種はどんな効果があるのか?
まずは予防接種(ワクチン)を受ける事によってどのような効果を期待する事ができるのかという問題ですね。
おたふく風邪の予防接種(ワクチン)を受けると、おたふく風邪に感染するのを防ぐ効果を期待する事ができると言われています。
ですが100%おたふく風邪の感染から身を守る事ができるのかというと、実際にはそうではない事もあるので、そこのところは理解して予防接種(ワクチン)を受けるといいでしょう。
しかも予防接種(ワクチン)は1回受ければ確実に効果があるというのではなく、2回は受けておいた方がより感染を防ぐ事ができると考えられています。
おたふく風邪の予防接種(ワクチン)による副反応・副作用は?
次に心配になるのが予防接種(ワクチン)を受ける事で、どのような副反応・副作用が出てくる可能性があるのかという事ですよね。
おたふく風邪の場合は予防接種(ワクチン)を受けただけでも症状が出てくる事がありますが、それはおたふく風邪の予防接種(ワクチン)が生ワクチンだからです。
その時に報告されている副反応・副作用は次の通りです。
- 頬の腫れ(耳下腺の腫れ)
- 中枢神経合併症
- 無菌性髄膜炎
- 脳炎
- 難聴
- ADEM(急性散在性脳脊髄炎の一種)
- 精巣炎
- 睾丸炎
- 卵巣炎
- 膵炎
これを見て「やっぱりおたふく風邪の予防接種(ワクチン)を受けるのをやめよう」と思わないでください。
頬の軽い腫れ以外はほとんど症例がありませんので安心ですが、中にはADEMといった予防接種(ワクチン)によるアレルギー反応もあるので医師と相談をしながら受けましょう。
ただし、それ以外の副反応・副作用についてはほとんど報告が無く、これまでに3例とか多くても10例程度のものです。
何万人と受けていての数なので心配するには及びません。
心配ならば医師にしっかりと説明をしていただき、自分が納得をした上で予防接種を受けるようにするといいでしょう。
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おたふく風邪の予防接種の対象年齢は?
生後12か月を過ぎていれば誰でも受ける事ができるので、病院にまずは電話などで予約をしてから予防接種を受けるようにするといいでしょう。
ワクチンを常備している病院もありますが、小さな病院の場合はすぐに用意ができない事もあるからです。
また、子供がおたふく風邪に感染した時に戦々恐々とするよりも、かかりつけの医師に相談をしてあらかじめ予防接種を受けておくのもいいでしょう。
副反応や副作用といったものを気にして予防接種を嫌う日本人がとても多いですが、予防接種をしていれば助かった命もたくさんあるのです。
卵巣炎や精巣炎などの合併症になってしまわないようにするためにも、予防接種(ワクチン)を事前に受けておくべきではないでしょうか。