おたふく風邪の症状はうつる?期間や時期は?
おたふく風邪は一般的には小さな子供が感染するもので、大変感染力が強いために保育園や幼稚園では大流行してしまう事もありますよね。
大人はつい子供が感染する病気だし、大人の自分は大丈夫だろうなんて思うかもしれませんが、実際にはそんなに簡単に物事は進まないものです。
実はおたふく風邪は子供から大人にも簡単に感染してしまう事がわかっているのです。
おたふく風邪について説明している動画を発見しましたので、載せておきます!
おたふく風邪の症状はうつる!大人でも注意する事
ところで、おたふく風邪を経験した大人が今どのくらいいるかご存知でしょうか?
一度でもおたふく風邪に感染した場合、もう二度と感染しないと安心している方に忠告いたします。
おたふく風邪は子供の頃に経験しても、死ぬまで抗体が体にあるとは限りません!
なので、子供の頃に感染したからといって油断をしてはいけないのだそうです。
それでは、おたふく風邪のの症状がうつるのはどうしてか?
感染する期間や時期についてと、どうしたらうつるのかについてもお話をしていきましょう。
おたふく風邪はどうやってうつるのか?
まずは、どうやって感染してしまうのかについてです。
おたふく風邪は、風邪とは言っても咳などの症状はほとんど見られません。
目立つ症状といえば、ほほが腫れる程度でしょうか?
さらに高熱が出る子供も多くいるといいますが、感染するための咳などの症状はほぼ無いのだと言われているのです。
ではどうしてうつるのかというと、おたふく風邪の感染力の強さを理解せずに、看病をする側の不注意が問題となってうつるのです。
例えば患者さんと接する時にマスクや手袋などはしませんよね?
それが原因で唾液などに触れて、口にウイルスが入る事で感染するのが一番多いのだそうです。
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外出を極力控えるべき期間は?
おたふく風邪のウイルスが猛威を振るっている状態の時は、当然ですが保育園も幼稚園もお休みしなくてはなりません。
たとえほほの腫れがおさまったとしても登園をしてはいけません!
その理由は、多くの伝染性の病気では、症状が無くても周囲に感染させる力を持っているからです。
おたふく風邪の場合は、潜伏期間がおよそ10日間~20日間程度あると言われていて、発症してから1週間くらいは症状があって出られません。
問題なのは回復期と言われている時期ですね。
この時期が一番他の子供へ感染してしまいやすいので、発症してから10日~2週間くらいは様子を見た方がいいかもしれません。
もちろん病院に行って治療を受けているのであれば、病院の医師に登園許可証などを書いてもらってから外出をするといいですね。
恐らく病院に行かないというお母さんはいないと思うので、正確な発症した状況や日にちなどを医師に伝えるようにしてください。
感染が拡大するのにも理由があります
あまり知られていないかもしれませんが、おたふく風邪の潜伏期間は結構長いと言われていて、潜伏期間の長さを聞いて驚く方も多いのではないでしょうか。
実はおたふく風邪という病気は、この長い潜伏期間の間が最も感染を拡大する時期だと言われているのです。
なので、ちょっとしたお子さんのしぐさ(耳や頬の痛みを訴えるなど)や声に耳をしっかりと傾けて、症状が出始める前に病院に行って検査を受けるといいでしょう。
予防接種を受けていない方も多いかもしれませんが、本当なら感染しない方がいいに決まっていますので、できるだけ早めに予防接種を受けるといいですね。
おたふく風邪の症状の出方はうつるのか?
最後におたふく風邪の症状はうつるのかという疑問ですが、おたふく風邪の症状の出方については個人差があると言えるかもしれません。
例えばAちゃんはほっぺがすごく腫れて別人みたいだった、という話もあれば、Bちゃんは腫れはなかったけど熱があったといった感じです。
症状の出方までうつるという事ではなく、その人のタイプに合った症状が出てくるものなので、腫れがないからといってやたらと歩いたりしない事です。
保育園や幼稚園の様子をしっかりと毎日聞いて、それによって病院や予防や対処法などを考えておくようにするといいですね。