おたふく風邪の症状は大人でも軽い場合はある?
一般的におたふく風邪に感染した大人は症状が重くなると言われていて、全てではありませんが睾丸炎や卵巣炎そして精巣炎を引き起こすと言われています。
それはどうしてなのか?まずはそこから知っておかないと、しっかりと予防をしようと思わない人が多いかもしれませんので簡単に説明したいと思います。
なぜおたふく風邪は大人を重症化させるのか?
実は、おたふく風邪に限らず大人は感染症になると症状がひどくなってしまう事が多いのですが、その理由がどうしてなのかを詳しく知る人は多くはありません。
大人は生まれてから何年何十年と生きているので、いろいろな病気に対しての免疫も抵抗力もあるものなので、病気になっても症状が軽く済むと思われがちです。
ですが、実はこの抵抗力とか免疫力が強ければ強いほど症状が重くなりやすいというわけなのです。
これは何もおたふく風邪に限った事ではなく、子供が感染する他の病気に感染しても同じような事が起こるのです。
おたふく風邪で症状が軽いケースとは?
これらの事から、大人がおたふく風邪に感染すると、一般的には症状が重くなるというのが定説になっているのもうなずけますよね。
では大人がおたふく風邪に感染したら、必ず重症化してしまうものなのでしょうか?それとも症状が軽い場合もあるのかを調べてみましょう。
おたふく風邪のウイルスに対して免疫があった場合、感染してもそれほど症状は強くは出ないものだと考えられています。
大人の中にも、子供がおたふく風邪の予防接種を受けた時に一緒に受ける事があるようですが、予防接種を受けていても1回では感染を防ぎきれない場合もあるようです。
この場合は感染したとしても症状が軽い事もあるかもしれません。
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大人は重症化と合併症を起こしやすい
大人の場合は子供とは違って長い間生きている事になりますよね。
そのため内臓などに病気を抱えている事がある人もいるもので、例えばそれを本人が知らなくても感染症にかかった時に合併症を起こしやすくなるのだそうです。
すると、子供ではあまり考えられないような「精巣炎」や「卵巣炎」といった場所に合併症を起こす事があるものなのだそうです。
大人こそ予防接種を受けた方がいい
私たちは予防接種を受けるのは子供だけだと思っているところがありますよね。
確かに子供が予防接種を受ける事は重要な事なのですが、大人の方が感染すると症状が重くなりやすいのは事実です。
それに大人が予防接種を受ける義務が無いので受けない人が多いのも事実ですが、大人こそ本当は予防接種を受けておいた方がいいというのは事実のようです。