おたふく風邪は妊婦の場合はどのように治療するの?

妊娠中

妊婦さんがおたふく風邪に感染してしまったら、お腹の中にいる可愛い我が子が心配になってしまいますよね?

できたらそうならないように予防をしたいものです。

ですが例えば上のお子さんが幼稚園や保育園で感染してしまった場合、家族のお世話をするお母さんが感染してしまわないとも限りません。

そこで、もしも妊婦がおたふく風邪に感染してしまった時、どのようにして治療をすればいいのかをご紹介したいと思います。

妊婦がおたふく風邪に感染してしまう理由とは?

基本的におたふく風邪の症状は大人でも子供でも同じだと言われていますが、子供の場合は症状が出ないで治ってしまう事も多いのだそうです。

だから子供がおたふく風邪に感染したのかしなかったのかわからなかった、という大人が多いのではないでしょうか?

ところが、大人が感染すると強く症状が出る事が多くなってしまうのです。

合併症を引き起こしやすくなってしまったりしますので、できれば感染してほしくないですよね。

でも妊婦がおたふく風邪に感染する理由は、子供がおたふく風邪に感染しても症状が出ず、知らない内に治ってしまうからなのかもしれません。

 

妊婦がおたふく風邪に感染したらどんな症状が出る?

妊婦に限らずおたふく風邪がどのような病気なのかを知れば、どんな症状が出るのかは簡単にわかります。

おたふく風邪はムンプスというウイルスが体内に入る事で発症する病気で、飛沫感染や接触感染などによって人から人へ感染していく病気です。

このムンプスウイルスは耳下腺などに炎症を起こすので、耳の下あたりが炎症で腫れる事があり、腫れないまでも強い痛みを感じ高熱を出す事もあります。

また、耳の下だけではなくあごの下の部分にも炎症や腫れを起こすので、耳の下あたりからあごの下あたりが腫れて、まるで別人のような人相になってしまうという症状があります。

大人が感染すると、男性の場合はおよそ30%の方が合併症である睾丸炎や精巣炎を発症し、女性も10%程度の方が卵巣炎などになる事があるようです。

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妊婦が感染したらどんな治療をするのか?

妊婦の場合はお腹の胎児の月齢がどのくらいなのかによっても治療方法が違うと言えますが、治療と言っても胎児に影響がない治療方法を行うのが一般的です。

例えば強い解熱鎮痛剤を飲むようなことはやめた方がいいのですが、高熱が母体に影響を及ぼすと考えられる場合には、病院などで適切な治療を受けるといいでしょう。

自宅で治療をしたいという場合にも、できたらかかりつけの病院の医師に、おたふく風邪の治療をしてほしいとお願いしてみるといいですね。

きっと胎児に影響がない安全な薬を処方していただけるはずです。

 

おたふく風邪にならない工夫をしましょう!

いかがでしょうか。おたふく風邪に感染してしまったら、大切な我が子の命を危険にさらす事になりかねません。

たまたまおたふく風邪の場合は胎児に影響を及ぼす確率が低いと言われていますが、出産するまで心配していなくてはならない事になるかもしれませんよね。

そうなるとストレスが胎児に影響を及ぼす事も考えられるので、できるだけ結婚が決まったらすぐに抗体検査や予防接種を受けておくなど準備を万全にするべきです。

実費なので抗体検査にも予防接種にもお金がかかりますが、大きな将来の安心のためですのでご夫婦で医師に相談をしてみてはいかがでしょうか。