おたふく風邪の感染経路とは!?予防するには?

おたふく風邪

おたふく風邪はどうやってうつるものなの?

恐らく日本の多くの方は、保育園や幼稚園や小学校などでお友達に接触する事で感染するという認識だと思います。

確かにおたふく風邪の感染経路は、集団生活をしているところにおたふく風邪に感染しているお子さんがいる事で感染が広がっていく病気です。

でもどうやったら感染してしまうのかという事はわかりにくいものですよね。

そこで簡単に感染経路についてを説明したいと思います。

おたふく風邪について説明している動画を発見しましたので、載せておきます!

おたふく風邪の感染経路は大きく分けて2つ

おたふく風邪は、ムンプスウイルスというウイルスが体内に入り、耳下腺やあごの下の部分に炎症を起こしてしまう病気です。

簡単に言えば、唾液を分泌する分泌腺に炎症を起こしてしまうウイルスで、その炎症のせいで頬の下の部分とあごの下の部分が腫れてしまうのです。

このムンプスウイルスの感染経路は飛沫感染と接触感染で、くしゃみや会話をした時の唾液が付着して体内に入ったりする事で感染します。

 

感染力は非常に強いウイルスです

おたふく風邪は感染から発症までの潜伏期間が長い事と、発症する少し前(7日前くらいから)に体調不良や異変を感じるのが特徴ですが、子供の場合は気づけない事が多いのです。

実はその時期からおたふく風邪は感染する力を持ち、飛散した唾液などによって感染拡大をしていくウイルスなのですが、発症する前はあまり症状が出ないので困るのです。

ですので、一人が発症した事がわかった段階で、すでに大勢のお子さんが感染している事が多いです。

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おたふく風邪は予防が難しい病気です

説明したように、おたふく風邪は発症してから感染していた事がわかる病気なので、感染しないように予防をするのは非常に難しいと言われています。

そして、発症するとすでに周囲に感染してしまっているというわけなので、感染してしまった場合には治療をするように専念するしかないというわけです。

ですが感染経路がわかっているのですから、予防をする事はできるはずだと思うものかもしれませんね。

例えばマスクをするとかうがいを徹底するとか手洗いを徹底するのもいいかもしれませんが、小さな子供ですからマスクや手洗いなどの予防は難しいでしょう。

そのことを考えると、感染経路が飛沫感染や接触感染だとわかっているのですから、他の方法で予防をするしかありません。

 

大切なのは予防接種をしっかりとする事

おたふく風邪は合併症を併発するとムンプス難聴になってしまう事もあり、治療ができずに耳が聞こえにくくなってしまったり聞こえなくなってしまったりする事も否定できません。

そうならないようにするためには感染しない事が重要ですので、予防接種は必ず受けておいた方が良いと言えるかもしれません。

一度も感染していない方が多くなっているので、大人も子供もできたら最低は1回受けておく事!

できれば2回受けておくと抗体がしっかりとできるので100%ではありませんが、感染を防ぐことができるはずです。

実費なので家計を圧迫してしまうかもしれませんが、一生引きずる難聴のリスクや不妊のリスクを回避できるのですから、大変でも受けておく事を検討してみましょう。