おたふく風邪の潜伏期間中の感染力は?他人にうつる?

おたふく風邪はとても感染力が強い病気だと言われてるのはご存知の事と思います。

実はおたふく風邪というのは潜伏期間にウイルスが発見されないのに感染するという特性があるのです。

今回は、おたふく風邪の潜伏期間の間に他の人にうつるメカニズムや時期、感染力の強さについてをお話ししていきたいと思います。

おたふく風邪について説明している動画を発見しましたので、載せておきます!

おたふく風邪の潜伏期間はどのくらいあるのか?

子供の頃に誰もが感染したと言われているのがおたふく風邪ですが、昔は感染すると一安心という部類の病気だったのをご存知の方も多いと思います。

日本以外の先進国ではできるだけ感染しないようにするために、おたふく風邪を絶滅させるための努力をしているのに、日本はいまだに感染すればいいという考えの人もいるから不思議です。

さて、おたふく風邪は飛沫感染や接触感染によって感染する感染症ですが、潜伏期間がどのくらいあるのかご存知ではない方もいるかもしれないので簡単に説明いたします。

通常の場合はおたふく風邪の潜伏期間は10日~20日くらいだと言われていますが、この時期に他の人に感染させる事はあるのかを説明いたしましょう。

 

おたふく風邪の潜伏期間中に他の人にうつる?

他の感染症に感染した場合は、発症するまでにおかしいと思って病院に行くと、たいていの場合はすでに体内でウイルスを発見できるので感染した事がわかります。

ところがおたふく風邪の場合はそう簡単にはいきません!

実はおたふく風邪は感染したかもしれないと思っていても、ウイルスがまだ体内で増殖していない事が多いのだそうです。

そのため、病院に行って「おたふく風邪が流行しているから感染の有無を調べてほしい」と検査をしても、初期の段階ではほとんどわからない事が多いという事になるのだそうです。

では、おたふく風邪は潜伏期間中は他の人にうつる事はないのかというとそうではなく、発症するちょうど1週間くらい前から強い感染力を持つようになるのだそうです。

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おたふく風邪の感染を防ぐ事は難しい?

感染力が強いのは発症する1週間くらい前からで、この時期に会話をしたときの唾液の飛散や接触する事などが原因で感染が広がってしまう事が多いのですね。

こうなってしまうと、もともと強い感染力を持った感染症ですので、自分はあまり接していないという人でも、もしかしたら感染してしまっている可能性があるので要注意なのです。

学級全体に感染が広がってしまうのも、この時期に自分がおたふく風邪に感染しているとは思わないからです。

万が一学級閉鎖などになった場合には、おとなしく学校を休んで治療に専念する必要があります。

予防接種を受けていれば感染しても発症しないか、または発症したとしても症状が少なくて済むので、できるだけ流行してから慌てないように事前に予防接種を受けておくべきです。

 

おたふく風邪がうつる原因はどんな事?

説明したとおり、おたふく風邪がうつる原因となっているのは、飛沫感染や接触による感染ですので、子供が感染した場合には兄弟にうつらないように努力をする必要があります。

例えば同じタオルは使わせないようにするとか、お風呂は最後にシャワーだけ使うなどといった簡単なものですよね。

普段から気を付けていればいいのですが、こればかりは子供にも責任がありません。

うがいや手洗いをしていても感染力が強いので、家族全員がうつる事を予想して予防接種を計画的に受けるようにするといいでしょう。










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