おたふく風邪に大人が感染!?男性・女性の症状は?治療するには?
大人でも意外と簡単に子供が感染する病気になってしまうものですよね。
特に最近は子供の頃におたふく風邪の予防接種を受けているという方が、自分の子供から感染してしまうという例が増えているようです。
もしも大人がおたふく風邪になってしまったら、いったいどうなってしまうのでしょうか?
男性と女性とでは出てくる症状が違うものなのか?治療はどのようにして行われるのか?などをご紹介いたします。
大人がおたふく風邪に!どんな症状が出るの?
大人はおたふく風邪に感染しないと言われていましたが、それはもう昔の話だと思った方が賢明です。
今のお父さんお母さんになっている方たちはの多くは、子供の頃に予防接種を受けている方だと言われています。
一度ワクチンを接種して抗体ができたとしても、8年を過ぎるとどんどん抗体が少なくなってしまうので、お子さんがおたふく風邪に感染すると、一緒に感染してしまう事が多くなるのです。
子供の場合はおたふく風邪に感染してしまった場合、症状は少し顔が腫れたような感じになったりするのですが、中にはそれほど強い症状が出ない事も多いようですね。。
ところが、大人がおたふく風邪に感染してしまうと、子供とは違って症状が強く出てしまう事が多いのです。
顔が腫れる方ももちろんいますし、高熱が出る方もとても多く、高熱が続く事によって合併症を起こしてしまい、死ぬほど苦しい思いをする方もとても多いのです。
症状はそれだけではありません!
14歳を過ぎると合併症で睾丸炎や精巣炎、卵巣炎になる事もあるので、不妊にならないまでもなかなか妊娠しにくくなる事もあるのです。
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男性と女性とでは症状が違う?
男性と女性の場合症状が違うのかというと、男女でそれほど症状が違うという事はなく、気を付けなくてはならない症状もほとんど同じです。
合併症も子供と大人では全く違うというものもないので、気を付けなくてはならない事もほとんど同じだと思っていいでしょう。
また、大人で怖い事は合併症になってしまう事で、髄膜炎や脳炎、膵炎を起こしてしまう事もあるので、できたらお父さんやお母さんが感染してしまったら、できるだけ早く病院に行かれる事をおすすめいたします。
治療の方法は子供と同じ?
おたふく風邪は、これといった治療法がないのが現状ですので、出てきた症状に対しての対処療法が一般的な治療法です。
高熱が出てきたら熱さましを飲んだり体を冷やさないようにする事や、頭などの重要な部分が熱でダメージを受けないように氷枕などを使うといいでしょう。
解熱鎮痛剤を飲む事は、おたふく風邪による顔の腫れや首の痛みを軽減してくれるので、必ず用意しておくといいでしょう。
高熱が続く場合には、合併症を引き起こしている事が予想されるので、できるだけ早く病院を受診するようにしましょう。