おたふく風邪の初期症状は大人・子供それぞれどんな感じ?鼻水が出る?
おたふく風邪に感染するのはできれば避けた方がいいと言われていますが、予防接種を受けていれば感染しないという保証はどこにもありません。
ところでおたふく風邪の初期症状は、大人と子供とでは違ったりするのでしょうか?
また、症状の中には鼻水が出るというのは本当なのでしょうか?
今回は気になった初期症状や鼻水についてを調べてみました。
おたふく風邪について説明している動画を発見しましたので、載せておきます!
子供のおたふく風邪の初期症状は?
まず子供が感染する事が多いので、子供にあらわれる初期症状についてを調べてみました。
おたふく風邪という病気は、基本的に耳下腺という部分に炎症を起こす病気です。
この病気は感染力が非常に強い感染症で、治療方法は対処療法と言って痛い時には痛み止め、熱が出たら解熱剤というような、症状に対しての治療薬を処方されるのが一般的です。
つまりおたふく風邪に対しての治療法はないという事!
そして初期症状の段階で鼻水が出るのかというと、出る子供さんもいるようですが、初期ではなく治りかけの時に鼻水が出る場合もあります。
症状の出方は個人差なので、必ずしも鼻水が出るという事ではありません。
これは必ずしも頬が腫れるのではないというのと同じくらいの確率だと思っていいでしょう。
大人の初期症状と鼻水について
大人がおたふく風邪に感染すると、子供が感染したのとは比べ物にならないほど強い症状が出る事があります。
命に危険を感じるほどの高熱になる事もあります。
中には、おたふく風邪が原因で精巣炎や睾丸炎になり、不妊症になってしまうという後遺症があり、心配する方も多いのだそうです。
ところで鼻水はどうなのかというと、大人の場合は鼻水よりもどちらかというと『高熱』の方に症状が強く出るので、鼻水を感じない人も多いかもしれません。
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大人と子供の症状はどうしてこれほど違うの?
おたふく風邪を大人が発症すると症状がとてもひどく出る事が多いと言いますが、どうして子供は軽いのに大人は初期症状からして強い症状が出てしまうのか不思議ですね。
その理由をわかりやすく簡単に説明すると、子供(13歳未満)がおたふく風邪に感染してしまったとしても、もともと抵抗力がないためウイルスと喧嘩する事が少ないそうです。
反応が少ないという事は熱や咳や鼻水といった症状が出にくいという事になるのです。
逆に大人は抵抗力が強いため、体内に入ったウイルスを排泄しようとするシステムが出来上がっているため、ウイルスが体内に入ると激しい反応を引き起こします。
それが高熱だったり激しい咳だったり鼻水だったりするのです。
だから大人が子供のウイルスに感染すると、激しい症状が出るという事になるのです!
それは初期症状でも同じことが言えるようです。
子供はこれといった初期症状がありませんが、大人は「だるい」「頭痛」「熱」などの症状が出てくるというわけなのです。
おたふく風邪は予防接種がとても大事です
子供はおたふく風邪に感染しないようにワクチンを接種するものですが、大人の場合は子供の頃に感染したから大丈夫だと思って受けない事が多いです。
ですが最近の大人は予防接種によって感染を防いでいたという人が多いらしく、免疫が弱いために意外と簡単に感染してしまうのだそうです。
命に危険が及ぶ可能性も高いので、できるだけ家族全員が予防接種を受けておいた方がいいのです。