おたふく風邪の抗体検査とは?数値の意味は?

検査

おたふく風邪に感染しているかどうかは発症してみなくてはわからないなんて事はありません!

ちゃんとおたふく風邪にも検査というものがあって、感染の有無を調べる事ができるのです。

どんな検査をするのかというと、抗体検査というものを行う事によっておたふく風邪に感染しているのかどうかを確認する事ができるのです。

今回は、おたふく風邪の抗体検査を受けた時の検査結果の数値の意味のお話をしたいと思います。

おたふく風邪について説明している動画を発見しましたので、載せておきます!

おたふく風邪の抗体検査の必要性

まずはおたふく風邪の抗体検査はどうして必要なのか?という疑問ですが、おたふく風邪に感染してしまった場合は有効な治療薬がありませんので、治るまで待たなくてはなりません。

ですがもしもその間に他の家族に感染してしまったら困ってしまいますよね?

それよりも他のお子さんへ感染させてしまったらこれもまた困ってしまいます。

そうならないためにも、検査を受ける事によっておたふく風邪かどうかがわかればウイルスを学校でばらまかずに済みますよね?

だから抗体検査を受けた方がいいのです。

そもそも、日本はおたふく風邪の予防接種(ワクチン)を受けていない人がほとんどだと言われていますので、一人が発症すると次々に感染拡大が起こる可能性があるのです。

もしもこの時ムンプス難聴や髄膜炎などの合併症を引き起こしてしまったら、一生後悔しても後悔しきれない状況になってしまいかねません。

なので感染拡大を防ぐためにも抗体検査は必要不可欠なものだと言えるでしょう。

 

おたふく風邪の抗体検査でわかる事

おたふく風邪の抗体検査は大きく分けると2種類あって、一つが早期の段階でわかると言われているCF抗体検査、そしてもう一つがELISA抗体検査という検査です。

一般的にはこの二つの検査をセットで行うと信用が高いと言われていて、二つの検査を同時に受ける事によってより感染の有無がはっきりとわかるという事になるわけですね。

ちなみにこの二つの検査ですが、CF抗体検査は感染したかもしれない?と思った日から10日くらいから受けるといいでしょう。

もう一つの検査も同じ時期に受ければ大丈夫なので、病院で(なるべく大きな病院)検査をしていただけるかどうかを電話などで聞いてみるといいですね。

この二つの検査をでは、体内で抗体ができているのか? という事を調べていきます。

ウイルスの数を調べるのでは?と思った方も多いかもしれませんね。

では具体的にどんな数値が出るのかや、数値の意味についてを簡単に説明していきましょう。

[ad#ad-1]

抗体検査で出た数値の意味は?

おたふく風邪の検査は、体内に入ってきたウイルスをやっつけるための抗体の数を調べる検査だと思っていいでしょう。

 

CF抗体検査

体内にウイルスが侵入すると、ウイルスに対して抗体を作ろうとしますが、この時に出てくるのがCF抗体と言われる抗体なのです。

CF抗体検査ではIgMの数値で判断される事になり、単一血清で32倍以上プラスだとムンプスだという事が判定されるとされています。

それ以下だったら陰性という事になるので、おたふく風邪には感染していないという事になります。

 

IgGを調べる検査の数値

一般的に検査をしてIgGの数値が1.2以上だとおたふく風邪に感染している可能性が高いと言われているようです。

さらに詳しく知りたい場合には病院で検査を受けた時に、しっかりと詳細を聞いてみるといいでしょう。

 

あとがき

おたふく風邪に感染しているかどうかの検査も必要ですが、大人の場合は自分にどのくらいの抗体があるのかについても検査できますので、検査をして抗体が無い場合には予防接種を受けるなどをしてみてもいいでしょう。