乳児のあせも(汗疹)を対策するには保湿するのが良い!?

泣いている赤ちゃん

乳児はまだ歩きまわる事ができませんので寝ている印象が強いのですが、実際にはたくさん動き回っているものです。

たくさん動き回るということはそれだけ汗をかきやすいという事になり、春先から秋までの長い間あせもに対しての対策を取らなくてはなりません。

今回は乳幼児のあせも対策に保湿はどう関係しているのかという部分にスポットを当ててみました。

乳幼児のあせもの対策と保湿の関係

どんな年齢の方でもそうですが、保湿がしてある肌というのはつるつるとしていて若々しい印象を受けるものだと思いませんか?

それにはちゃんとに理由があります。

人間の肌には普通の状態で約30%の水分が含まれていて、その水分がバリアとなって外からの雑菌を受け付けず、さらには中から水分が蒸発しないようにします。

ところが肌が乾燥してしまう事によって、肌は傷つきやすくなってしまいますし、水分もどんどん外へ逃げてしまうようになるのです。

そうなるとあせもができてしまった時に、症状がひどくなってしまう事が多くなってしまうのです。

なので保湿が重要なのです!

では、具体的な乳児の保湿とあせも対策についてを見てみましょう。

 

あせもを防ぐためにできる事

乳児は小さなからだに大人と同じだけの汗腺を持っているので、そこから大量に汗をかく事になってしまいます。

そこでまずは次の事で対策を取りましょう。

 

室温を汗がでにくい温度に設定する

これは乳児が眠っている時に布団と接している面に大量に汗をかいてしまうのを防ぐために行います。

昼間はたくさん遊んで汗をかいてもらうとしても、お昼寝や夜眠る時には涼しく快適に眠ってもらうようにするためです。

また、温度をしっかりと管理する事によってぐっすりと眠ってくれるので、成長を妨げる事もありませんね。

 

汗取りパットなどを利用する

背中など布団に接する場所に汗取りパットを利用する事によって、あせもが出ないように対策をする事ができます。

昼間起きている時にも使う事ができるので、外出先などで着替えができなかったりした場合にも重宝しているようです。

 

シャワーをあびる

たくさん汗をかいたらこまめにシャワーを浴びさせてあげるといいでしょう。

乳児の汗腺は詰まりやすいのでシャワーを使って汚れなどをしっかりと洗い流してあげる事も必要なのです。

ただし、石鹸をたくさん使うと乾燥してしまう事になるので注意しましょう。

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保湿はどうやってやればいいのか?

次に保湿についてのお話をしていきましょう。

乳児の肌はとてもデリケートです。

しっかりとお手入れをしてあげたいという気持ちはわかりますが、あまり石鹸などを使って丁寧に洗ってはいけません。

皮脂や水分はとても重要なものだからです!

その理由をお話していきます。

 

皮脂と水分で守られている

乳児だけではありませんが、人間の皮膚は水分があるから外からの雑菌などから身を守れているのです。

このバリアはしっかりと保湿ができているかどうかにかかっていますので、肌の乾燥はできるだけ避けた方が良いのです。

 

シャワーやお風呂では石鹸をあまり使わない

皮膚科の医師などはお風呂やシャワーの時に、石鹸を必要以上に使ったりしないそうですね。

その理由はとても簡単で、必要以上に石鹸を使ってしまうと皮脂がなくなってしまうからです。

皮脂がなくなってしまうと身体の水分がどんどん外に出ていってしまうので、肌がつっぱったような感じがしてしまうのです。

なのでできるだけシャワーやお風呂の時には石鹸を使わない方が良いのです。

 

保湿をする時に使うのはどれ?

肌の保湿をしっかりとするためには化粧水を塗るのでは効果がないってご存知でしたか?

実は化粧水は余計に肌を乾燥させてしまうのだそうです。

肌に塗った化粧水が蒸発する時に肌の水分も一緒に蒸発してしまうからです。

できれば保湿成分が配合されたクリームなどを利用するといいですね。

さらに、お風呂からあがったらすぐに塗る事を忘れてはいけません。

そうすれば乳児のあせも対策は完璧にできるはずです。