とびひの薬は市販されているものでは何がおすすめ?

痒がる男性

子供が虫さされやあせもを引っ掻いてしまったために、肌に傷をつけてそこから雑菌が入り込んでしまった事で、とびひという皮膚病になってしまうと言われています。

もしもとびひになってしまった場合、どうやって治療をしたらいいのかわかりにくいものですよね。

今回はとびひになってしまったけれど、病院に行くのが難しいという場合に重宝する市販の薬についてを色々と調べてみる事にしました。

とびひに効果がある市販の薬

一般的にとびひに効果があると言われているのは抗菌性のある薬ですので、抗菌作用がある軟膏を塗った方がキレイに治ります。

本来とびひというのは初期の段階で病院に行って治療をしなくてはならないものなので、できるだけ市販薬を使うのはやめた方が良いこともあります。

もちろん初期の段階であれば市販の薬でも十分に対応する事ができますが、できればやはり病院で処方していただいた薬の方がいいでしょう。

ですがしっかりと対処すれば市販の薬で間に合わせる事も可能ですので、市販の薬と正しいお手入れの方法をお教えいたします。

 

とびひの市販の薬

ドルマイシン軟膏

ドルマイシン軟膏は抗生物質を配合した軟膏で、とびひだけではなく多くの菌に対して効果を発揮してくれる軟膏なのです。

とびひの初期の症状にはペニシリン系の薬がとても効果的なのだそうで、初期の治療だけではなく予防にも使う事ができるのでお勧めです。

 

イソジン軟膏

イソジン軟膏も細菌を消毒する作用がある軟膏で、イソジンと言えばヨードという事になりますよね。

ヨードはご存知の通りで低刺激な殺菌消毒効果があるものですのでとびひにも有効なのですが、ヨードにアレルギーのある方には危険です。

まず病院でヨードアレルギーをテストしてからの方がいいでしょう。

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クロマイ-P軟膏

二つの抗生物質配合の塗り薬で、市販の薬の中ではとびひに使う事がとても多いと言われています。

こちらの軟膏はじゅくじゅくしているとびひにとても有効だという事で、化膿してしまった段階のとびひの場合にはこちらの軟膏が適しているでしょう。

 

フルコートf

フルコートは化膿を防ぐ事ができる軟膏で、ただれや水ぶくれなどの皮膚の炎症に効果を発揮してくれる軟膏です。

化膿を伴うとびひなどの症状にも効果があるので、最近人気が高くなっているお薬です。

かきこわしてしまった水ぶくれの患部に塗る事によって、それ以上悪化してしまうのをしっかりと防いでくれます。

 

とびひの処置は正しく!

まず薬を塗る前にはしっかりと清潔にする必要があります。

石鹸などで患部をしっかりと洗って汚れを洗うのですが、石鹸をしっかりと洗い流す必要があります。

キレイに洗い流したら乾燥させて薬を塗っていきますが、薬を塗る前に消毒をしてから塗った方がいいでしょう。

そして塗り終わったらガーゼや包帯などでしっかりと保護した方がいいでしょう。

これは他の方へうつらないようにするために行うのですが、もちろんそれ以上とびひが他の部分に感染してしまわないようにするためでもあります。

 

とびひはできれば病院へ行きましょう

忙しくてなかなか病院に行く事ができない方も確かにいるかもしれませんが、実際には病院に行かないと早く治らないという事も事実なのです。

しかも悪化してしまったら合併症にもなりかねないと言われていますので、できれば病院に行って治療を受けた方が確実に治りは早くなるでしょう。

 

あとがき

いかがでしたか?

とびひの治療薬としては痒み止めや炎症を止める薬など色々なものがある事がわかりましたね。

どんな薬であっても初期の段階でしっかりとした使い方をしなければ、どんな薬であっても効果が半減してしまうものです。

用法用量をしっかりと守るだけではなく、薬を塗る前の処置についてもしっかりとしなければならないので、塗り方にも気を使ってみてもいいですね。

どの薬か悩んだ時にはお店にいる薬剤師の方に相談されてみてもいいかもしれません。