頭痛が後頭部の右に!耳の後ろも痛む!原因は?疑われる病気とは?

頭痛

頭痛が酷い時、もしかしたら病気かも?と思う気持ちはわかりますが、本当の原因が何かわからないのにそんな不安になる事を想像してはいけません。

ところで頭痛は大きく分けると3つのタイプに分けられるってご存知でしたか?

一つは「心配が全くない頭痛」二つ目は「頭以外の病気が原因の頭痛」最後が「脳に関する病気の頭痛」です。

今回は右の耳の方まで痛む後頭部の頭痛の原因についてを探っていきたいと思います。

まず代表的な心配のない頭痛から説明しましょう!

心配ない頭痛の原因なので、普段の生活習慣を改善したりストレッチなどを取り入れる事によって改善ができると考えられるものです。

ただし心配な頭痛の原因に関しては、当てはまる事が多い場合には病院に行く事をおすすめいたします。

 

緊張型頭痛

痛むところは人によって違いますが、右下の後頭部から耳の後ろまでの痛みを感じる事もあるでしょう。

ですがこの頭痛の場合は心配する必要はありません!

原因は頭の血管が収縮してしまっているからで、温めてあげれば自然と解消していくでしょう。

よく寒いところにいくと頭痛になりますよね?

あれが緊張型頭痛の典型的なもので、血管が寒さで収縮してしまうために起こる頭痛なのです。

この場合は後頭部が痛くても右側が痛くても耳の後ろまで痛くても温めれば治ります。

でも温めても治らない場合には病院へ行って検査を受ける事をおすすめいたします。

 

後頭部神経痛

こちらは神経痛なのですが、原因がはっきりとせず治療法もないので、一度発症してしまうと有効な治療法が見つかるまでは痛い思いをしなくてはならないでしょう。

ただし神経が原因なので何かのはずみで元通りになる可能性も捨てきれません!

もしくは医学が発達して原因を解明し、治療薬を発見すれば治るでしょう。

それまでは頭痛と上手に付き合って自分なりの改善策を見つける必要があります。

 

片頭痛

誰もが経験した事があるかもしれないのが片頭痛ですが、片頭痛になる原因は血管が拡張してしまっているからだと言われています。

血管が拡張した事が原因の頭痛なので、冷やして元通りの血管にしてあげればいいのです!頭痛は自然に治っていくはずです。

ただし片頭痛の場合はできるだけ早く薬を飲む事によって症状がひどくならずに済む方法もありますので、普段から薬を持ち歩いた方がいいかもしれません。

では次に心配な病気の症状で頭痛のあるものをご紹介いたします。

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心配な頭痛

くも膜下出血

くも膜下出血は20代であっても軽視する事ができない脳の病気で、死亡率が大変高い病気でもあるのです。

例えば最近ではglobeのKeikoさんやDoubleのお姉さん、そして野球選手だった木村拓也さんがこの病気で亡くなりましたよね。

若くても発症する事があるので、普段からくも膜下出血にならないような食生活や生活習慣を心がけておくといいでしょう。

頭痛も右に限らず耳の後ろだけとも限らず起こり、しびれやめまいが重なるようであればすぐに病院を受診する必要があります。

 

解離性動脈瘤

芸能人では加藤茶さんが発症したのが解離性動脈瘤ですが、この病気の症状の中にも頭痛を感じるという報告があり、右側や耳の後ろの後頭部に激しい痛みを感じる事もあるといいます。

もちろん全ての方が右の耳の後頭部に痛みを感じるというものでもありませんが、特にゴルフやヨガや普段美容院に行かない人が行ったりすると、それをきっかけとして発症する事があるようです。

スポーツは体にいいとは言いますが、何でもやりすぎはいけないという事なのかもしれません。

怖いのはこの病気はクモ膜下出血やその他の脳の病気の引き金になる事があるという事!

できるだけ早く検査を受けて治療をする事が必要です。

 

脳腫瘍

脳腫瘍は脳の中に腫瘍ができてしまうため、当然ですが頭痛という症状も頻繁に現れると言われています。

最初は少ししか感じなかった頭痛が、徐々に激しい痛みに変わっていく事が多いので、頭痛が激しくなるかどうかも頭に入れておくといいでしょう。

もしも激しい痛みとしびれ、めまい、吐き気、嘔吐などをするようになったら、相当危険な状態になっているのでできるだけ早く病院に行くようにしましょう。

 

頭痛の原因は病気だけとは限りませんが……

確かに病気が原因で頭痛が症状として出ている事はあるかもしれませんが、必ずしも病気だけが原因だとは言えないものなのです。

普段の食生活が原因で血液の流れが悪くなっている事だってあるでしょうし、疲れが原因だったりストレスが原因だったりする事もあるでしょう。

できるだけ体調不良を改善し予防をするために、適度な運動や栄養のバランスのとれた食生活を送る事はとても重要な事だと言えるかもしれません。