花粉症の薬と風邪薬は併用できる?飲み合わせで気をつけることは?
花粉症の時期になると、外出するのが面倒に感じてしまったりするものですよね?
ですが仕事などで外出しなくてはならない事も多いはずです。
そこで重宝するのが花粉症のお薬ですが、この花粉症の薬を飲んでいる時期に風邪をひいてしまうという事もあるのです。
空気が乾燥している冬場の日本では、4月くらいまでは風邪などのウイルスに感染する事だってあるのです!
そこで風邪薬と花粉症の薬の飲み合わせが気になるわけですね。
花粉症の時期に風邪をひいてしまったらどうする?
多分だれもが一度、どちらの症状が辛いのかを天秤にかけるはずですよね?
花粉症の症状が辛いのかそれとも風邪の症状の方が酷いのかによって、飲みたい薬が変わってきます。
例えば風邪の症状で気になるのが鼻水やくしゃみや鼻づまりだった場合、花粉症の薬でも十分に対応する事ができるので、わざわざ風邪薬を飲む人はいないかもしれません。
ですがもしも風邪の症状で熱が高いといった場合、花粉症の薬を飲みつつも解熱鎮痛剤も飲みたいと思うものです。
そこで飲み合わせの問題が出てくるわけですが、花粉症の薬と風邪薬は同時に飲んだらどんな事が起こるのか、注意点などを調べてみました。
花粉症の抗ヒスタミン薬と解熱鎮痛剤は最悪です!
最近の花粉症の薬の成分は、第一世代の抗ヒスタミン薬である事が多いようですが、この理由は花粉症の症状に対しての効き目が素早い事が理由としてあげられます。
そしてこの薬と解熱鎮痛剤を一緒に飲む事によって、恐ろしい反応が私たちの身体の中で起こってしまうのです。
まず併用してしまうと抗ヒスタミンと解熱鎮痛剤の共通点である、血管収縮薬の濃度が高くなってしまうのですが、この血管収縮薬が最近の花粉症の薬に使われているので問題なのです。
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抗ヒスタミン薬の種類
- ジフェニルピラリン塩酸塩
- クロルフェニラミンマレイン酸塩
この二つの成分が入った花粉症の薬には、血管収縮薬が含まれている事もあるそうで、特に鼻づまりを解消するための成分として配合されている事があります。
そしてこの成分と解熱鎮痛剤の成分が重なると、血中濃度が高くなるために、強い副作用があらわれる事になるわけですね!
その症状が脳に深刻なダメージを与えると言われているようです。
ちなみにどうして抗ヒスタミンとの飲み合わせがいけないのかという部分を簡単に説明しましょう。
抗ヒスタミンが脳に深刻な影響を及ぼす理由
実は悪者みたいに言われているヒスタミンは、脳にとってはとても重要なもので、脳を正常に働かせるためにどうしても必要になってくるものなのです。
アレルギー鼻炎などの薬で抗ヒスタミンを大量に摂取すると、脳が必要とするヒスタミンも阻害する事になるわけです。
そうなると脳はうまく働く事ができなくなるために、何も考える事ができなくなる状態になってしまうのです!
すごく怖い表現ですが思考停止などが起こるわけです。
なので抗ヒスタミン薬である花粉症の薬と、頭痛薬などを一緒に飲む事は良くない事なのです。
一番怖いのは素人判断です!
どうしても花粉症の薬を飲みつつ風邪の治療をしたい場合には、すごく面倒だと感じるかもしれませんが、ちゃんとに病院に行って検査を受けて薬を処方してもらうといいでしょう。
最もいけないのは、これとこれなら大丈夫だろう! などと考えて一緒に飲んでしまう事です。
もしもの事があったら脳に深刻なダメージを与えるかもしれません!
しかもその状態の時に事故でも起こしたら大変です!
どんな薬を飲むにしても飲み合わせについてしっかりと考える必要があるでしょう。
最後に、薬の飲み合わせについて説明している動画を発見したので、載せておきます!