花粉症の市販薬は病院処方の方が安いって本当!?

飲み薬

花粉症の時期には薬を欠かす事ができないという人にとって、最近は市販薬で薬を買う事ができるので助かりますよね。

特に、これまでは病院でしか処方してもらえなかった薬でも市販されるようになったので、病院に行かなくてもいいというのは本当にうれしい事ですよね。

そこで今回は、病院で処方してもらえる薬で市販薬になっているものは、ドラックストアで買った方がいいのか、それとも病院の方が安いのかを調べてみました。

市販薬より病院の方が安いと言われる根拠は?

最近は本当に便利になりましたよね。

花粉症の辛い症状を抑えるための薬として、アレグラ、エバステル、アレジオンなどが市販薬となっています。

これらの薬はとても効き目が早くて長時間効果を持続できるので、花粉症で悩んでいる方にとってはとてもありがたいものです。

でも購入した事がある方ならわかると思いますが、これらの薬って結構高いと感じた事はありませんか?

まずはアレグラを例にとって価格を見てみましょう。

 

アレグラの場合での計算

病院で処方されているのは「アレグラ錠60」です。1日あたり151.2円なので、2週間分を処方してもらった場合、151.2×14+診察と調剤料で2000円弱くらいになります。

市販薬は28錠(1日2錠飲む)で14日分となっていて、消費税と合わせると2036円となります。なので2週間分となるとあまり変わらないという事になるのです。

つまり市販薬でアレグラFXを2週間分購入した場合だと、あまり金額的には変わらない事になるので、病院で処方してもらう方が安いとはなりません。

ではどうして病院の方が安いという話になってしまうのでしょうか?

そこを簡単に説明したいと思います。

[ad#ad-1]

病院で処方される薬の量と期間が関係している

皆さんは花粉症の症状が出ておさまるまでにどのくらいの期間がかかっているでしょうか?

多くの方は14日分、つまりたった2週間で花粉症の症状が治るものではありませんよね。

花粉症で悩んでいる方の多くは、2月のピークが始まってから6月くらいまで花粉症で辛い思いをすると言われています。

つまり花粉症の辛い症状を抑えて生活をしたいと思ったら、実は2週間なんかで足りるわけがないのです!

当然薬が切れたらまた新たに購入するわけです。

すると2036円という金額を延々と購入し続けなくてはならなくなるわけです。

病院で処方してもらうとどうなのかというと、実は長期化した時には病院に行った方が安いのです。

 

病院で処方してもらった方が薬が安いのは本当!

例えば、病院で花粉症の症状を抑えたいとしますよね?

その場合は2週間分の薬ではなく1か月分とか2か月分で処方していただく事が多いですね。

すると、診察する費用と調剤料は同じ料金かもしれませんが、薬の量が全く違うという事になるわけです!

すると2か月を日数にして約60日ですから、1日の単価がものすごく安くなります。

という事は、花粉症の薬は長期間にわたって飲む場合には、病院で処方してもらった方が安くなるという事になるのです。

 

花粉症の症状が酷い場合や長引きそうなら病院が得!

いかがでしたか?

花粉症の薬を購入したいと思った時は、どのくらいの期間飲み続けるのかをしっかりと見極めて、少ない量で済ませられる場合には市販薬でいいでしょう。

でも長期化しそうだなと思ったり、市販薬を買い続けるのであれば病院に行って処方してもらった方が安上がりになるという事を、しっかりと頭に入れて購入するべきでしょう。

ほんの少しだけ変わるのなら問題はありませんが、かなりの金額変わってくるので、できたら病院に行って処方してもらった方がいいかもしれませんね。










合わせて読みたい!関連記事一覧

コメントを残す

このページの先頭へ