花粉症の薬にはどんな種類がある?全て紹介!

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皆さんは花粉症の薬の種類がどのくらいあるのかをご存知でしょうか?

恐らくドラックストアなどで見かけるタイプの薬が全てだと思っているかもしれませんね。

ですが花粉症の薬というのはおおざっぱに分類しただけでも8種類くらいに分類する事ができるのです!

今回は配合されている成分と、花粉症の薬の役割についてを簡単ですが説明したいと思います。

花粉症の薬の成分の種類とその働きについて

ひとことでアレルギーの薬といっても、いろいろなものがあるものなのですが、主に花粉症の症状で辛いと言われている「鼻水」「鼻づまり」「くしゃみ」といった症状に効くようにできています。

ところでまず最初にアレルギー反応によって、どうして「くしゃみ」「鼻水」「鼻づまり」といった症状が出てくるのかを、まずは簡単に説明してから薬の説明をいたしましょう。

私たちは通常は鼻から呼吸をしていますが、呼吸をした時に鼻の中に花粉などのアレルゲンが入り込んでしまいます。

このアレルゲンであるヒスタミンは鼻の中などにある受容体とくっつき、鼻水やくしゃみ鼻づまりといった嫌な症状を引き起こしてしまうのです。

これが花粉症のメカニズムなのですが、アレルギーや花粉症の薬というのは、この受容体にヒスタミンがくっつくのを防ぐ働きがあるわけですね。

だから鼻水やくしゃみや鼻づまりと言った症状が出てこなくなるというわけなのです。

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花粉症の薬の種類と成分とそれぞれの特徴

では具体的な8種類の成分をご紹介していきたいと思います!

薬の種類と成分と働き(作用)を、それぞれに説明してあるので自分に合った薬を選ぶ参考にしていただければと思います。

種類 成分 働き
抗アレルギー薬 クロモグリク酸ナトリウム ヒスタミンやその他のアレルギーを引き起こす物質が放出するのを防ぐ働きがある。
抗ヒスタミン薬
第一世代
ジフェニルピラリン塩酸塩
クロルフェニラミンマレイン酸塩
花粉症のくしゃみ、鼻水、鼻づまりを改善する事ができる。予防ではなく症状が酷い時にも効果を発揮してくれる。副作用として眠気が出る事がある。
抗ヒスタミン薬
第二世代
ケトチフェンフマル酸塩
メキタジン
抗アレルギー薬の中で、抗ヒスタミンと同じ役割を持つ薬の事を、第二世代と呼びますが第一世代の抗ヒスタミンとは違うものです。
交感神経刺激成分
(血管収縮剤)
テトラヒドロゾリン塩酸塩
ナファゾリン塩酸塩
フェニレフリン塩酸塩
プソイドエフェドリン塩酸塩
血管を拡張させて鼻づまりなどの嫌な症状を改善する成分で、いわゆる血管収縮剤ですので依存性が高く、続けていると効果が実感できなくなる事が多い。
副交感神経遮断成分 ベラドンナ総アルカロイド 鼻水や鼻づまりなどの嫌な症状を抑える働きがある。
抗炎症成分 グリチルリチン酸二カリウム 鼻の粘膜の炎症を鎮める役割があります。荒れた粘膜の回復に役立つ成分です。
消炎酵素成分 リゾチーム塩酸塩 粘膜が炎症を起こすのを阻止する働きがあるお薬の成分で、よく風邪薬などにも配合されている成分です。
生薬成分 サイシン
シンイ
鼻水や鼻づまりの改善をする成分です。

以上が花粉症に使われている薬の成分です。

これらの成分は病院で処方してもらう薬の他に、ドラックストアなどで手頃に手に入る薬でもあります。

どの成分が自分にとって合っているのかをしっかりと確かめる必要があります!

それと花粉症の薬で気を付けなくてはならないのは、依存度が高くなる可能性がある薬です。

使い始めた時に、かなり効果を感じた方も多いかと思うのですが、症状が早く改善される事が多い血管収縮剤入りの薬は、依存度が高くなるので気を付けなくてはならないでしょう。

しかも長期間使い続けていると、炎症などの症状がどんどん悪化してしまう事もあるので要注意です!

様子を見ながら連続で使わない事が一番です。

 

必要なら病院で検査を受けるべきです

花粉症は放置しているとどんどん悪化していくことが多いので、できるだけ早めのアレルギー科などを受診すべきです。

そして早めに改善をしていく事によって、快適な生活を送る事ができるようになるはずですので、まず自分がどんなアレルギー反応があるのかをチェックするべきです。

そのためには病院に行って血液検査などを受ける事が望ましいのではないでしょうか。