花粉症の薬は妊娠中に飲んでも大丈夫?

妊娠中

毎年春先になると花粉症の症状で苦しんでいる人が増えてきますよね。

怪我や感染症などは努力して防ぐ事ができるかもしれませんが、花粉症って意外と知らずに発症しているものです。

健康な人なら、最近では優れた効果の市販薬が販売されているのでいいかもしれませんが、妊娠中だとそう簡単に薬に手を出すわけにはいきませんよね?

そこで妊娠中に花粉症の薬はどうなのかを調べてみました。

妊娠中はとにかく薬はダメだけど辛い!

花粉症の症状というと、くしゃみや鼻水、鼻づまりといったものが多いですよね?

でも実際にはそれだけではなく、目のかゆみやひどい人は皮膚に湿疹が出たり皮膚が痒くなったりします。

でも病院の処方薬や市販されている薬を飲む事によって、改善したりする事もできるようになっているので、意外と安心して毎年過ごしている方も多いですよね。

ですが妊娠中となると、簡単に薬を飲む事ができないものです。

その理由はお腹にいる胎児に悪い影響を及ぼすから、というのが最大の理由ですが、事実お腹にいる胎児に悪影響を及ぼす薬というのは確かにあるのです。

では、気になる花粉症の薬というのは良いのか悪いのかどちらに入るのかをお話しいたします。

 

妊娠中に飲んではいけない薬を知る事が重要

まず、妊娠中に飲んではいけない薬は何か? という部分をしっかりと知る必要がありますよね?

それがわかっていればある程度は自分で判断して飲む事ができます。

もちろんその他にも、何か月なのか? という部分にも注目して飲むといいかもしれません!

というのも妊娠して大切な神経などを形成している時は、やっぱり怖いからやめておこうとかも知っているといいかもしれません。

なので胎児の重要な時期についても簡単に触れてみたいと思います。

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胎児は何か月で重要な部分ができあがるものなのか?

お腹の赤ちゃんは10か月という時間を使って人間として生まれてきますが、どのようにお母さんのお腹の中で成長しているのかを簡単に説明します。

まず妊娠6週目で心臓の動きを超音波などで確認する事ができます!

でもこの頃はまだ心臓が動いている様子しか見る事はできないのです。

7週目に入ると肝臓や腎臓、胃などの臓器ができはじめ、8週に近づくと脳やせき髄などが形成され、この時期までに神経細胞の80%が形成されて人らしくなるのです。

妊娠8週になると臓器や脳のほとんどは出来上がり、手足ができて心臓や内臓が機能し始めると言われています。

つまり、妊娠して4か月の安定期になるまでは、できたら薬の影響を与えない方がいいかもしれない、という事になるわけですね。

 

花粉症の薬を飲んだら赤ちゃんにまずい事が起こる?

誰もが経年した事があるかもしれませんが(妊娠経験がある人)、どうしてもお母さんが辛くて薬を飲まなくてはならない事ってありますよね。

病院に行って薬を処方してもらうと、飲んでも大丈夫なはずなのに怖くて飲めないという人も多いでしょうが、実際には飲んでもあまり影響はないのだそうです。

特に市販薬についてですが、市販薬をよほど大量に飲まなければ赤ちゃんにも影響は出ないのだそうです。

妊娠中に薬を飲んでしまったといって相談に来るお母さんは後を絶たないようですが、話を聞いてみると問題が無いものがほとんどで、90%は問題ないので安心していいようです。

 

花粉症の薬は妊娠中でも大丈夫?

花粉症の薬の場合はくしゃみが激しいと、お腹の赤ちゃんにも影響が及ぶかもしれませんよね?

できたらお腹に緊張を与えたくはありません。

そこで市販薬の花粉症の薬を使うのであれば、あまり心配せずに飲んでも大丈夫とは言われています。

でもやっぱり心配だというお母さんも多いと思うので、一つ提案する事ができるのは、通っている産婦人科で花粉症の薬を処方していただく事です。

産婦人科で処方していただける薬なので、副作用もお腹の赤ちゃんの事もあまり心配せずに飲む事ができるはずです。

お母さんのストレスが強い方が、赤ちゃんには悪影響を及ぼすはずですので、できるだけ早く改善するためにも、病院に行って花粉症の薬を処方していただくといいでしょう。

妊娠初期に花粉症の薬を飲んでしまった!胎児に影響はある?