イビキが酷い!睡眠時無呼吸症候群の原因とは

イビキをかくほどよく寝ていると勘違いしている人は居ないでしょうか。イビキをかいている時ほど実は睡眠が浅く疲れが取れていないのです。

イビキをかく人は生活習慣病に悩まされるだけでなく、睡眠時無呼吸症候群の危険性もあります。

イビキが酷くなる原因とは

イビキが酷くなる原因は主に以下の通りです

  • 食べすぎ飲みすぎ
  • 太っている
  • 高血圧、糖尿病など生活習慣病がある
  • 仰向けに寝ている
  • 口呼吸、口を開けてねる癖がある
  • 慢性的に疲れが溜まっている
  • 歯並びが悪い
  • 姿勢が歪んでいる


慢性的に食べすぎ飲みすぎたり、疲労が溜まることでイビキも慢性化してきます。高齢者になると差し歯入れ歯となりかみ合わせが悪くなることで顎関節が弱くなり、口が開きっぱなしで寝てしまった結果、イビキをかくことになります。









イビキは何故起きる

イビキがおきる原因は、私たちが寝ている時の顔や顔周辺の筋肉のゆるみにあります。私たちは寝ると、舌のつけ根が奥へ下がり顔周辺の筋肉も緩むので喉が狭くなります。

健康な人や横向けに寝ている人はある程度までしか就寝中は気道は狭くなりません。

ところがイビキをかく要因のある人は喉(上気道)が極端に狭くなり、酸素を取り込もうとして、喉が必死で振動します。

この『振動』がイビキなのです。振動=音なので、イビキをかいては止まるを繰り返すほど無呼吸になる回数が多いということになります。

睡眠時無呼吸症候群≠寝ている人じゃない

睡眠時無呼吸症候群の主な症状は以下の通りです

  • 寝ている時大いびきをかく
  • 本人は大いびきに気付いていない
  • おきた時に倦怠感、疲労感がある
  • 寝ているのに慢性疲労症候群
  • 頭痛、腰痛、五十肩など慢性痛がある
  • 日中昼寝をしてしまう

何故大イビキをかく人の多くは睡眠時無呼吸症候群と言われているのでしょうか。イビキをかくことで気道が狭くなり血中酸素量が低下するからです。

大イビキの後に急に静かになり、また大イビキをかくのが睡眠時無呼吸症候群の人の特徴ですが、急に静かになった時は息が事実上止まっているのです。

これが寝ている間に20~30回も繰り返されるので、健康な人に比べ事実上寝ていないということになります。

睡眠時無呼吸症候群は生活習慣病に繋がる

睡眠時無呼吸症候群は生活習慣病に繋がります。最も身近な例だと高血圧です。
年になったから血圧があがっても仕方がないという人もいますが、案外原因を辿ると大イビキをかいていることから睡眠時無呼吸症候群であることが判ります。

大イビキをかくと、体内に酸素を大量に補給しようとして心拍数が増えます。
イビキにより血中の二酸化炭素濃度があがると血管収縮が起こるので心拍数と血管収縮のダブルパンチで血圧が上昇するのです。

そこに普段の暴飲暴食、生活習慣の乱れ、ストレスが重なると大イビキを治すのには1つ1つの生活習慣から改善していかなくてはいけないことが判ります。










合わせて読みたい!関連記事一覧

コメントを残す

このページの先頭へ