隠れアレルギーとは？単なる体調不良ではない？特徴と原因

アレルギーといえば、アレルゲンがはっきりして、症状が特定の症状が
現れやすいものという認識があります。

花粉症、特定の食べ物にたいするアレルギーがそうです。
しかし私たちたちは、日常の身体の何気ない体調不良の中に、アレルギーの原因を抱えているのです。

アレルギーには即時性と遅発性がある

アレルギーは、即時性と遅発性があります。

即時性は、アレルゲンになるものに触れたり、食べると数時間から半日で
発症するものです。

遅発性アレルギーは、原因を特定するのが難しいのです。
遅発性のアレルギーには、初期症状に以下のものがあります。

• 体がだるい
• イライラする
• 集中力が続かず、倦怠感がある
• 消化不良、胃もたれ
• 吐き気
• 頭痛、体調不良

同じものを食べて、運動をしていても以前は大丈夫だったのに、
今は体がだるいということでしたら、隠れアレルギーも考えられます。

隠れアレルギーには、どの様なものがあるのでしょうか。

何でもバランスよく食べるには理由がある

昔は平気だったのに急にアレルギーを発症したという人もいるのではないでしょうか。

人は繰り返し同じものを食べたり、触れたりすると体の中の免疫細胞が
過剰に働き、ある日アレルギーを起こします。

特定の食品、素材に含まれる成分を異物と判断し排除しようとするのです。
本来栄養として取り入れた食物を体が排除しようとするのですから、
体がついていけなくなり、慢性疲労、原因不明のイライラ、頭痛がおきます。

一度アレルギーを発症してしまうと、他のアレルギーも発症するリスクがあるので、
どんなものでもバランスよく食べるというのは、偏食がアレルギーを引き起こすリスクが
あるからではないでしょうか。

職業性アレルギーにも、隠れアレルギーはある

職場で毎日使われる素材、薬剤でアレルギーに悩まされる人は大勢います。
これによって好きな業種を辞めざるをえない人もいる程です。

ペンキ、ヘアカラーなどの溶剤、ゴム手袋などのラテックスは、
皮膚炎や喘息を引き起こす前に隠れアレルギーである、倦怠感を伴います。

では、隠れアレルギーを最小限に抑えるには、どうすれば良いでしょうか。

隠れアレルギーがある場合は生活習慣を見直す

隠れアレルギーは、いわば体からの危険信号です。
このままだと、本当に何等かのアレルギーを発症する一歩手前なので、
生活習慣を見直すことが考えられます。

夜更かしや暴飲暴食を避け、アレルギーを誘発しやすいと思われる
食材はなるべく避けるようにしましょう。