【アレルギー】ドロップスクリーン検査はいつから受けられる?30分で結果が判る
ドロップスクリーン検査は、1滴の血液から40種類のアレルゲンだけでなく強度も調べる検査です。アレルギーを持っている人は保険適応で5000円で受診可能。30分で結果が判るのも評判です。
指先に小さな針を一瞬刺すだけなので、1歳半のお子さんから検査が受けられます。食べるのを避けるべき食材や、吸引系アレルギーをいち早く知ることができます。
ドロップスクリーン検査の測定値の見方
ドロップスクリーン検査測定値の見方ですが、0は陰性、1は擬陽性、2からは陽性になります。4以上の数値は強陽性となり、6はアレルゲンに触れるだけで症状が出ます。数値の目安は以下の通りです。
- 0(0.35IU/ml)
- 1(0.35IU~0.7IU/ml)
- 2(0.7IU~3.5IU/ml)
- 3(3.5IU~17.5IU/ml)
- 4(17.5IU~50IU/ml)
- 5(50IU~99.9IU/ml)
- 6(100IU~)
ドロップスクリーン検査で高い数値が出ても、アレルギーの症状が出る人もいればそうでない人もいます。食物系アレルギーであれば特にそうです。卵の様に『卵黄つなぎ』であるか『全卵』か、はたまた年齢によって、アレルギーの出方が違うからです。
ドロップスクリーン検査機械の開発には20年近くかかった
ドロップスクリーン検査の機材は、縦38.5cm×横26.2cm×奥行38cmのタッチパネル方式。日本ケミファが発売元で、A3用紙分のスペースがあれば設置可能なコンパクトなモデルになっています。
従来のアレルギー検査は腕から血液を採取する血液検査が主流で、アレルゲンも数種類しか特定できませんでした。ドロップスクリーン検査機械が40種類以上のアレルゲンを特定できたのは、アレルゲンをプラスチック基板の上に乗せIgE量を自動的に計測できる様に改良を重ねたからです。
ドロップスクリーン検査結果は、見やすいグラフ化
ドロップスクリーン検査結果は、数値だけでなく、食物、吸引系と大別されていています。検査終了後、患者さん専用用紙に検査結果がプリントアウトされます。
この結果ですと、ハウスダストの他にも動物、ピーナツ、卵白、小麦と色々制限がありそうです。
私の友人は、海老が大好きだったのですがある日突然海老アレルギーになり、お好み焼きに海老の粉が入っているだけでアナフィラキシーショックを起こして救急車で運ばれてしまいました。このツイッターを見ると、同じ様な人がいるのが判ります。
いかがでしたでしょうか。
ドロップスクリーン検査は、小さいお子さんだけでなく、普段何気ないからだの不調を抱えている私たちにが、アレルゲンのせいだったかも、とヒントをくれるかもしれません。