赤ちゃんのあせも(汗疹)をケアしてあげる方法を解説!

泣いている赤ちゃん

赤ちゃんはとてもあせもが出やすいので、お母さんとしてはなるべく早くあせもを改善してあげたいと思うものですよね。

とにかく赤ちゃんはとても汗っかきなので、ちょっとでも気づくのが遅いとすぐにでもあせもになってしまうから恐ろしいです。

今回は赤ちゃんのあせもをケアしてあげる方法についてをご紹介したいと思います。

赤ちゃんのあせもの原因を知ろう!

まずはケアの方法も大事ですが、どうして赤ちゃんのあせもにはケアをしてあげなくてはならないのかについても説明したいと思います。

赤ちゃんって小さいですよね。

あの小さな身体には大人と同じだけ汗腺というものがあるのですが、この汗腺の出口がやたらと詰まりやすいのが特徴なのです。

どうしてなのかというと、赤ちゃんの汗腺というのはまだまだ完全に発達しきっていませんので、どうしても汗の成分の何かが汗腺の出口を詰まらせてしまうのです。

そしてその詰まりが原因で、皮膚の表面部分に汗がたまっていってしまうのが、あせもの原因だと言われているのです。

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常在菌をご存知ですか?

ところで、私たち人間の身体には常在菌というものが存在しています。

実はこの常在菌があせもにもあまりいい影響を及ぼさないのです。

皮膚が汗などで湿った状態になっていると、常在菌であるはずの細菌が一気に増殖してしまいます

これを防衛するために炎症をおこすのです。

これがあせもとなってプツプツと出てしまうわけなのです!

常在菌は普段は悪さをしませんが、増殖する条件がそろう事であせもになるのです。

 

赤ちゃんのあせもケア

あせもにならないためにもしっかりとケアしていくわけですが、重要なのは肌をサラサラにしておくという事がひとつです。

次に、衛生的にしておかないと炎症が起こりやすくなってしまうという点にも気をつけなくてはなりません。

では具体的なケアについてをお話していきましょう。

 

赤ちゃんのあせもができやすい場所を知る!

赤ちゃんの身体であせもが出やすい場所を覚えて、あせもができにくくなるようにしてあげましょう。

まず赤ちゃんの身体であせもができやすい場所は次の通りです。

  • 背中
  • お尻

 

実はこの4ヶ所がもっとも赤ちゃんがあせもを作りやすい場所でもあります。

そもそもこの4ヶ所は皮脂がでやすい場所でもあるようで、さらに赤ちゃんは新陳代謝が良いために詰まってしまいやすいという事になるのでしょう。

次にあせもケアで注意しなくてはならない事をご紹介していきます。

 

あせもケアの重要なポイント

あせもケアで重要なのはやはり通気性を高くするという事と、できるだけ汗をかかなくてすむように温度調節をしておく必要があります。

暑くて汗が出ないようにするためにも、エアコンなどを使って室温を調節しておくといいですね。

また、それでも赤ちゃんは汗をかいてしまう事がありますので、汗が出ているかどうかをこまめにチェックしてあげる事も重要です。

 

大量に汗をかいてしまったら?

赤ちゃんの肌は清潔に保たないとなりませんから、当然ですがシャワーで汗を丁寧に流してあげるといいですね。

ただし石鹸をつけてゴシゴシ洗うのではなく、皮脂の多い部分を中心に軽く洗ってあげるようにしましょう。

 

着せてあげる服にも気をつける

赤ちゃんは通気性も必要ですが吸水性も重要なので、できるだけ天然素材の生地を選んであげるといいですね。

これだけの事に気をつけるだけでも十分にあせも対策やケアはできると言われていますが、悪化してしまった場合には自宅でケアをするのはオススメできません。

病院に行ってしっかりとしたお薬を処方していただき、それを使ってあせもケアをしてあげるようにするといいですね。