とびひはうつる?大人や妊婦の場合どうすれば!?
とびひは通常であれば蚊に刺された場所やあせもがある場所を、引っ掻いてしまったりした場合などに細菌が繁殖して伝染性の病気になってしまうというものですよね。
一般的には子供がうつる病気なので子供の事だけを心配していればいいのでは?と思うかもしれませんが、妊婦さんの場合はどうでしょうか。
今回は大人への感染や妊婦さんの場合の心配についてをお話したいと思います。
とびひは大人にもうつる病気です
当サイトをご覧になっていればとびひがうつる病気であるという事も、大人にも十分うつる可能性があるという事もわかっていると思います。
そもそもとびひの本当の病名が『伝染性膿痂疹』と言って、伝染する皮膚病であるという事は名前からしてもわかりますよね。
子供も大人も細菌に触れる事があればうつる病気であるため、大人だから大丈夫という事ではないので、大人も気をつけなくてはならないのです。
とびひは免疫力が高いとうつらない?
とびひというのがうつる病気だという事はわかっていますが、大人が感染するにはきっと理由があるに違いないと思う方もいるかもしれませんね。
例えば免疫力が下がっていたために感染してしまったに違いない、皮膚のあちらこちらに傷があったからそこから感染してしまったのだ!などですよね。
そこで調べてみると、大人がとびひに感染する理由は子供と大した差があるものではなく、細菌が触れた場所に触れたりした事によって感染する事が多いのです。
つまり大人でも免疫力が低くなくても感染する時は感染するという事になるのです。
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妊婦の場合はどうすればいいの?
妊婦がとびひに感染してしまったらどうなるの?という疑問や不安を持っている方も当然いるとは思います。
確かにもしも感染してしまったらお腹の子供はどうなるの?と思いますよね。
産婦人科の先生などにお話を聞いてみると、妊婦は普段よりも免疫が下がっている事が多いので、とびひへの感染には十分に注意した方がいいとの事でした。
もしも妊婦がとびひに感染してしまった場合の胎児への影響ですが、出産の時に細菌に触れる事がなければ胎児に影響が及ぶ事は無いという事でした。
感染してしまった場合でも早期発見で早期治療を行えば問題なく完治しますが、予防をするに越したことはありません。
感染している家族がいたら?
家族からの感染がもっとも多いと言われているので、まずはとびひが他の家族へ感染してしまわないようにするために、患者さんの皮膚を保護するようにします。
もちろん病院に行って治療薬を処方していただく事も忘れてはいけません。
とびひが感染しないようにするためには次の事に気をつけましょう。
- とびひ患部に処方された軟膏をぬってからガーゼ、または包帯で患部を保護します
- 軟膏を塗った手はしっかりと手洗いをします
- 浴槽に入らずシャワーで汚れをしっかりと洗い流す
- タオルは別々にする洗濯もできれば別にする
これらの事に気をつけていれば、他の家族への感染を拡大しなくて済むので、しっかりと治るまで治療をするようにしましょう。