目の違和感・角膜炎かも?角膜炎の原因と対処法
細菌やウィルスなどの感染症、コンタクトレンズの誤使用が原因で起こる角膜炎です。
’19年から世界を席巻した新型コロナウィルスにより、角膜炎の患者が増えています。今回は角膜炎のメカニズムと原因、対策について説明させて頂きます。
角膜炎とは
角膜は、目の眼球の表面の黒目で五層に別れていています。
一番上の層が傷つく事で、黒目にダメージが起こるのが角膜炎です。
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具体的な症状として以下のものが挙げられます。
- 目がゴロゴロする
- ドライアイ、ショボショボする
- コンタクトレンズを付けていられない程痛い
- 文字がかすんで見える
- 寝ても疲れ目が解消しない
- 光がまぶしい
- これらの症状に伴う頭痛、倦怠感、肩こりなど
後遺症は視力低下から失明に至る事も
目がゴロゴロするだけと放置していると、後で大変な事になります。
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特にコンタクトレンズが原因で発症するアカントアメーバ角膜炎は
失明する危険性や視力障害が残ると言われています。
目にこれらの違和感が残った段階で眼科を受診する事をお勧めします。
角膜炎の原因
- 細菌:インフルエンザ、肺炎球菌、黄色ブドウ球菌
- ウィルス:アデノウィルス、ヘルペスウィルス
- 真菌
- アカントアメーバ
その他にも逆さまつ毛により角膜の外傷や、コンタクトレンズによる物理的角膜障害が挙げられます。
角膜炎が発症する原因の多くは細菌性とコンタクトレンズが原因ですが、
何故でしょうか。
多くの原因はコンタクトレンズの長期使用
角膜炎発生の原因は、コンタクトレンズ長時間使用、免疫力低下、ニューノーマル生活様式により眼精疲労が多くなった事と言われています。
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眼精疲労により目薬でなんとかしようと目薬を多用することも角膜炎悪化の原因となるのです。何故でしょうか。
目薬をさすのは1日6回まで
角膜炎予防のセルフケアとして目薬が挙げられますが、目薬の選び方点眼方法の
注意点は以下の通りになります。
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- 防腐剤フリーの目薬を短期間で使い切る事
- 回数を守る事
- 角膜修復効果のあるものを選ぶ
目薬を差しすぎるとかえって角膜が悪化すると知っている人は国民のわずか7%で、
殆どの方が『させば差す程効果がある』と思っているのは嘆かわしいことです。
目薬は適正回数を守り、適度にさして目を守りましょう。