夏風邪で微熱がする期間はどれくらい?
いよいよ暑くなってくる季節、子供も大人もアウトドアなレジャーを楽しむために、ついついはしゃいでしまう時期ですよね。
そんな時に何だか具合が良くない……、もしかしたら夏風邪をひいてしまったのかもしれません。
できるだけ早く治したいけれど、何だかずっと微熱が続いているという事を経験した事がある方もいっぱいいる事でしょう。
今回は夏風邪による微熱はいったいどのくらいの期間続くものなのかについてをお話したいと思います。
夏風邪のウイルスの特徴について
夏風邪をひくとなかなか治らなくてついイライラとしてしまうものですよね。
最初の話題は夏風邪のウイルスの特徴についてをお話していきたいと思います。
夏風邪で微熱が出るのはどうして?
夏風邪はウイルスに感染する事によって発症するのですが、ウイルスが体内に入り込み増殖する事で諸症状が起こります。
微熱もその諸症状の一つで、体内に入り込んで悪さをしようと増殖するウイルスを撃退するために、私たち人間の免疫が微熱という形で対抗しているのが原因です。
つまり微熱などの症状は全てウイルスをやっつけようとする私たちの防衛反応である事になるわけですね。
微熱が出るタイプの夏風邪のウイルスとは?
熱が出るタイプの夏風邪なら色々なウイルスによって発症するのですが、微熱となると手足口病の疑いが強いかもしれません。
手足口病は小さなお子さん、特に乳幼児や幼児などが発症すると言われている感染症の一つで、手、足、口などに小さな赤い発疹ができるのが特徴です。
そして感染すると同時に微熱が続くという特徴がありますが、比較的元気に過ごしている事が多いと言われています。
ただし微熱では比較的元気でも、口の中の発疹のせいで食欲が減退する事があるようです。
高熱になる事は少なく長い間微熱が続き、ウイルスが体内から排除されると回復する事が多いようですが、非常にまれに髄膜炎などを発症する可能性があるといいます。
基本的には自然治癒する事が多いですが、熱でぐったりしていたり痛みがある場合には、医師と相談をして薬を処方していただくといいでしょう。
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手足口病を予防するためには?
一番は免疫力を上げる事がとても重要なのですが、口に発疹ができて痛くて何も食べられなくなる事があるので注意したいところです。
また、小さな乳幼児の場合は手洗いやうがいなどはできませんので、ご家族の方がウイルスを持ち込まないように工夫をする事も必要でしょう。
食事を摂れない事が多いので、できるだけ飲み物や柔らかく飲み込みやすいものを食事として与えるといいでしょう。
微熱が1週間以上も続く場合には
基本的に手足口病で微熱が続くといっても1週間も続くわけではありませんので、もしも1週間以上も微熱が続くようであれば病院に行きましょう。
手足口病で髄膜炎や脳炎になるケースは極めてまれだと言われていますので、心配する必要はないと言われてはいますが、突然高熱になり3日以上も続いたり、水分の補給ができず尿が出なくなるなどの症状がある場合も病院に行くべきでしょう。
中でも首が前に曲げられなかったり嘔吐を繰り返す場合には、病院に連絡をしてみるなどの対処をするといいかもしれません。
夏風邪は免疫力をつけて自然治癒をしよう!
いかがでしたか?
実は夏風邪は自然治癒するしか治療の方法がない病気なのです。
よく「医者泣かせ」と言われるくらいの病気なので、免疫力をつける事を考えた方が良さそうです。
よく食べ、よく眠るのが一番の予防法でもあり治療法でもあるので、毎日の生活習慣や食生活でしっかりと予防や改善ができるようにしてみるといいですね。