花粉症の鼻づまりに『ポララミン』は効く?妊婦でも飲んで大丈夫?
毎年2月になると、テレビなどのニュースでもちきりになる話題が「花粉症」という話題ではないでしょうか。
花粉症で悩んでいる方は、何も普通の人ばかりではありませんよね?
妊娠している妊婦さんだって、花粉症があると辛くてたまらないものなのです。
そこで、今回はポララミンという処方薬についての説明と、妊婦さんでも飲んでいいものなのかについてをお話ししたいと思います。
ポララミンとはどんな薬なのか?
花粉症の薬というと、第2世代抗ヒスタミン薬が頭に浮かんでくるかもしれませんが、このお薬は初期の頃の第1世代抗ヒスタミン薬の部類に入ります。
実は最近開発された薬ではなく、昔から処方されている抗ヒスタミン薬の一つなのです。
つまり何世代も前からある抗ヒスタミン薬という事になります!
もちろん昔からアレルギーの症状を抑えるとして使われてきた成分です。
そうですね……
10年とか20年くらい前の花粉症の薬に「抗ヒスタミン」という表記が多くあったように記憶している方も多いのではないでしょうか。
では気になる効果についてをお話ししたいと思います。
ポララミンにはどんな効果があるのか?
このお薬は、体内にアレルギー物質が入ってきたと判断すると、ヒスタミンという物質が増加して、ヒスタミン受容体にくっつくのを防ぐ働きがあるお薬です。
効き目は意外と早いのが特徴で、20年前としてはすぐ効果を実感できたのではないでしょうか?
ただし持続力はそこそこしかありませんので、薬によっては1日2回~3回飲む必要があったかもしれません。
特に効果があるという症状は限定されていて、くしゃみや鼻水には効果が高いのですが、鼻づまりにはほとんど効果を感じないというのが残念です。
ポララミンは用途が広いのですが、今の時代には花粉症の薬として処方されるという事はほとんどないのではないでしょうか。
ところで、このポララミンは妊婦でも飲んで大丈夫なのかどうか? についてのお話をしてみましょう。
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ポララミンは妊婦でも飲んでいい薬なのか?
妊娠中はとにかくお腹の赤ちゃんのためにも、薬は一切飲まない方がいいなんて言う話も聞きますよね?
でもお母さんが辛い症状を我慢し続けるのはよくありません。
強いストレスをお母さんが感じると、お腹の中の赤ちゃんにもあまり良い事は無いという研究結果が出ているのです。
そのため、妊婦でも花粉症で辛いのならば、病院に行ってアレルギー症状を改善するための薬を処方してもらった方がいいのです。
ちなみにポララミンですが、お腹の赤ちゃんに影響するような副作用が報告されていないというのもあってか、昔からどうしても妊婦に処方しなければならない時は、ポララミンが処方されていたのだそうです。
つまり妊婦の花粉症の治療薬として、ポララミンが処方されるというのは本当の事なのです!
と言っても、妊娠初期の神経や臓器などが形成される時期は、絶対に避けた方がいいでしょう。
必ず病院で医師と相談して処方してもらう事を徹底しましょう。
ポララミンの副作用について
妊婦に処方されるくらいですので、それほど副作用は強く出ないものだと思うのですが、実際にはどのような副作用の報告があるのかを調べてみる事にしました。
すると、第2世代抗ヒスタミン薬とはやっぱり違って、強い眠気や倦怠感などはあるようで、頭が重かったり動機や息切れを感じる方もいるようなのです。
特に男性の場合は泌尿器系の副作用に気を付けるようにした方がよさそうです!
小さな子供や赤ちゃんの場合、けいれんなどを起こす可能性もあるので、できたら服用は避けた方がいいでしょう。
これらの事から、もしもどうしても妊婦が花粉症で辛いのならば、我慢せずに医師に相談をして処方していただくようにする事!
おかしな症状が出たらすぐに医師に相談する事を徹底しましょう。
最後に、注意すべき薬の飲み合わせについて解説している動画を発見したので、載せておきます!