妊婦でもOKな花粉症の薬は市販されてる?産婦人科で処方してもらうべき?
妊婦というのは赤ちゃんが生まれてくるまで、本当に色々な苦労をするものなので、花粉症のように辛い症状が続くと思っただけで、相当なストレスを感じてしまうものですよね。
いっそのこと、薬でも飲んですっきりとした気分になりたいものですが、市販薬であっても何となく不安を感じるものですよね。
そこで今回は妊婦でもOKな花粉症の薬がないものなのか、じっくりと探してみたので参考にしていただけるとうれしいです。
花粉症は妊婦さんにとって最悪のコンディションを作ります
妊娠中の妊婦のお腹は赤ちゃんの月齢に応じて大きくなっていきますが、子宮という普段はごく小さな部分が大きくなるので、とても張りやすくなるものなのです。
妊娠初期だった場合にはくしゃみによって、一時的に激しい圧力がかかると、流産してしまうのではないかと不安になってしまうものです。
例えば流産しやすい体質の人の場合、くしゃみ一つが赤ちゃんの命を奪いかねないため、花粉症の時期は恐怖の時期でしかないはずです。
また、妊娠後期になった時も同様ですが、くしゃみによって早産になってしまうのでは? と思って不安になる事もあるでしょう。
たとえそんな事は起こりにくいと言われていても、もしかしたら? という不安を感じる事が、妊婦のストレスを増幅する結果になりかねません。
そこで、花粉症の症状を和らげるための工夫が必要になってくるというわけなのです。
妊婦でも飲める花粉症の薬は市販されている?
基本的に、日本で販売されている薬のほとんどは、「妊娠中は服用を避けてください」という注意書きがされているはずです。
製薬会社が、大丈夫だと言われている成分でも、服用した後で何かがあっては責任を取れないと判断するわけですね。
確かに胎児の命がかかっている事ですので、そう簡単に妊婦に服用をすすめる事はできないものなのでしょう。
では市販されている花粉症の薬の中には、妊婦が飲んで良い薬はないのでしょうか?
探してみましたが、実はこんな感じの治療になるようです。
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妊婦の花粉症の治療について
一般的に、妊娠初期から4か月までの妊娠中記になるまでは、薬は服用しない事がベストなのだそうです。
その理由はそのころまでに、お腹の胎児は細胞分裂を繰り返して臓器を造ろうと必死になっているからで、この時期に悪影響を及ぼす薬はご法度です。
だったら中期以降ならいいのか? というと、実は出産するまではあまり薬は飲まない方がいいのですね……
ですが、花粉症の症状を我慢する事がよりストレスになるのです。
医師も、花粉症の症状が出て不安やストレスを感じるのであれば、さまざまな工夫で改善すればいいという考えではあるようです。
ただ、そのために市販薬を飲むという事はあまりおすすめできないのです。
一般的な花粉症の薬ではなく技術でカバー
花粉症の症状で鼻づまりは本当に嫌な症状ですよね。
それを薬なしで治そうと思ったらどうすればいいのかというと、蒸しタオルなどで鼻の血管を広げるといいのです。
入浴した時に鼻を十分に温めるなどの措置を取るといいらしいので、どうしてもつらい時は鼻を温めるといった対応をするといいようです。
ですが花粉症が重度の場合には、そんな事をしても付け焼刃という感じですので、やはり薬に頼りたくなってしまうはずです。
そこで市販薬ではなく、病院で処方してもらう方がいいというわけですね!
ちなみに局所的な点鼻薬ならいいだろうと思わない事です。
点鼻薬には血管収縮剤が含まれているので、あまり多くは使わない方がいいので、使いたいという場合は医師に相談した方がいいでしょう。
もし必要ならば局所的な治療のための薬を処方してもらうといいでしょう。
他には漢方薬の「小青竜湯」なども良いそうですが、薬に頼って何とかしようとするのではなくて、マスクをしたりメガネをしたりして防御する事も必要です。